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年に2回も開催するオーディオのアレ「VGP」アワードとは

副題:VGPはオーディオのモンドセレクションかからあげグランプリのどっちだ?


結論

から言うと個人的には割と印象いいが、ダメなところが多すぎる

エントリーしたものから選定なので、ニッチなものは絶対に選ばれない。
事実例年同じようなメンバーが足並みそろえている。

ただし、それが一概に悪いかというと、初心者への指標には十分かもしれない。

以下、気になるダメなところを記載する


個人的にいやなポイント

結論から申し上げますともう少し受賞範囲を狭めて
金銀銅受賞の4つぐらいにしてくれると価値が出ると思いますを

1.カテゴリーが細かすぎる


1999円の違いで賞を与えている。

8000~9999円の帯域で賞を決めている。
そこがレッドオーシャンなのかもしれないが、あまりに狭すぎる。

値段が高いほどいいものになるのはしょうがないのでそのけん制っていう意味合いでは理解できる。

これをするぐらいなら「ANC付きならこれ!」みたいな評価にすればよい。

また、8000円未満は投げやりすぎる。


2.金賞が多すぎる

同じ画像ですまない。

4つ受賞した内、金賞が3つ。

VICTORは逆に何が足りなかったんだろうか。とりあえず受賞枠を設けないといけないのだろうかと邪推してしまう。

上記のキャプチャでは13商品中6つが金賞。約半分は金賞なのだ。

判定が甘すぎるのでは?と思われても仕方ないと思う。


金賞だけのカテゴリも多い


3.受賞も多すぎる


金賞こそないが受賞しすぎている。

もしかしたらエントリーしたら一旦全部受賞するのでは?と思ったので使用要件を確認

プロが選ぶ! 国内最大級のオーディオビジュアルアワード
「VGP」は、1987年にスタートした国内最大級を誇るオーディオビジュアル機器の総合アワードです。専門誌など多数のメディアで活躍する評論家10名からなるVGP審査員、毎日製品の品定めをしている全国の有力販売店が参加。4K有機EL/液晶テレビやブルーレイレコーダーなどの「映像音響製品」、スピーカーシステムやオーディオプレーヤーなどの「ピュアオーディオ製品」、イヤホン/ヘッドホンやワイヤレススピーカー、サウンドバー、スマートフォンやPC、ゲーミング関連製品、ウェアラブルデバイスといった「ライフスタイル製品」まで、製品ジャンルは多岐に渡り横断的に審査され、プロが選んだベストセラー間違いなしのアイテムだけが、受賞の栄誉を勝ち獲ることができます。

https://vgp.phileweb.com/vgp2022/about.html

ちゃあんとプロが選んだ(略)だけが受賞の栄誉を勝ち取ると記載している。

恐らく全体の何パーセントを金賞にするという条件から受賞を多くしている?と邪推してしまう

4.メーカーが偏っている

これは仕方ないのかもしれない。エントリー式なのでカテゴリーが細かすぎるとメーカーが限られてしまうのは容易に想像できる。
※それが健全かどうかは別。

Soundpeats、AVIOT、AG

例のキャプチャをみるに全16商品の内訳を記載する

HUAWEI:1
Soundpeats:2
AVIOT:3
GLIDIC:2
ELECOM:1
EARFUN:1

んで、まぁちょっと偏りあるなぁはいいんですよ。

気になるのはAVIOTの位置。
受賞にも順位があるのかなと思ってみてましたが、AVIOTが大体上にいます。
AGがGLIDICより下にあるので名前順ではないことが明確ですね。


AVIOTは商品名に「AVIOT」を冠さないので20商品受賞している


SOUNDPEATSも同様に商品名に「Soundpeats」を冠さない


おまけ

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