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くぎりかた

ヘリコプターという言葉は実は「ヘリとコプター」ではなく「ヘリコとプター」でできている。

「ヘリコ」はヘリックス(螺旋)で「プター」はプテロン(翼)とのこと。そういえば多くの人はヘリコプターを短縮するとき「ヘリ」というけど、昔の人はよく「ヘリコ」と言っていた。これは語源を意識していたのではないだろうが、結果として正しい略し方だったと言えなくもない。もしかしたら「ヘリ+コプター」に分けるのはドラえもんの「タケコプター」の影響かもしれない。

同様にドンキホーテも「ドンキ+ホーテ」に区切られ「ドンキ」という略称で呼ばれがちだが、正しくは「ドン・キホーテ」だ。量販店の「ドン.キホーテ」もちゃんと「ドン」と「キホーテ」の間に点を入れてるのに。

これらと似たような事例をもうひとつ見つけた、北海道の長万部だ。Wikipediaによると長万部は「オシャ+マンベ」ではなく「オ+シャマンベ」だそうだ。アイヌ語で「ヒラメのいる所」という意味らしい。一方、長万部観光協会のサイトの釣りの項には「カレイのいるところ」と書かれている。どっちがいるんだろう。

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