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肥後守を知らない

2025.02.05 / タイトル画像は "鉛筆削り"(出典:いらすとや)


東区メカドック

日記

今朝の手稲山、昨日と何も変わっていない。手抜きして同じ写真を使っている訳ではない。

2025.02.05

イメ

FEP(フロント・エンド・プロセッサ、日本語入力システムのこと)をフェップと呼ぶのが嫌いだった。それどころか FIFO をファイフォという人が居たりMIT(マサチューセッツ工科大学)をミットと呼ぶ人が居たりする。一番恐ろしいのは人間なのかもしれない。

FEP をフェップと言ってた人は IME をイメ、NEC をネックと呼びやがれ。

余談。村上春樹は近しい人が B.O.A.C(British Overseas Airways Corporation、英国海外航空)のことを ボアック と言ってて驚いたとなにかのエッセイに書いていた。バック・イン・ザ・U.S.S.Rを聞いたことがないのだろう。

余談の余談。NASA や UNTAC のように単語になっている言葉まで「エヌエーエスエー」「ユーエヌティーエーシー」と読むべきだとは思わない。なんとなくだけど「自らそう言ってるか」で分かれるような気がしている。

肥後守

40代後半の方が、昭和50年代くらいまで普通に文房具売り場で売られていた 肥後守 を知らなかった。

一瞬、浅沼稲次郎暗殺事件による刃物追放の運動の影響かもしれないと思ったが、あの運動は昭和30年代で、いま40代後半の方はもちろん私も産まれていなかった。時期がかなり違う。

と X に書いたら神戸連続児童殺傷事件のあとも刃物を取り上げられたというご意見を頂いた。時代や地域によって何か事件が起きるとそれを受けて刃物を取り上げるべきかどうかの風潮に波がありそうだ。実際に昭和30年代の浅沼稲次郎暗殺事件のときも、産業を保護すべきという意見もあって一斉に刃物を排除したわけではなかったらしい。

子供が肥後守を持ち歩いていたのは主に鉛筆を削るためだったようで、これもどこまで本当かわからないが、浅沼稲次郎暗殺事件を受けて全国の小中学校の各教室に鉛筆削りが用意されるようになり、そのため肥後守を常備する子供が徐々に減っていったという話も聞いたことがある。曖昧。

空グループ

特にどのグループという話ではないのだが、グループからメンバーが一人づつ抜けていって、最後の一人になってもグループの名前が残され、そこから最後のメンバーが脱退しても解散するのではなく、所属メンバー数ゼロのグループとして維持されてたらちょっと格好いいと思う。

あとそのグループをゲストに呼ぶ番組があったら面白い。

「今日はメンバー全員で来ていただきました」「…」「それでは歌っていただけません『〇〇』」「…」

AI 自動生成俳句 番外

今回は趣向を変えて既存の俳句を Grok に解釈してもらった。

私:次の有名な俳句を画像化してください。「閑さや岩にしみ入る蝉の声」

閑さや
岩にしみ入る蝉の声

4枚出力されたが特に大きな違いは無かったので2枚のみ。まず、蝉を岩に乗っけてしまったのがまずい。そういう意味ではないだろう。もしかしたら「岩にしみ入る蝉」の声だと思ったのかもしれない。

更に言うと蝉の造形もちょっと違和感がある。最初のはまだまともだが、2枚目は頭がコオロギみたいだし、羽の向きも変だ。

AI が俳句を理解できる時代はいつになるか解らないが、現状ではまだまだ先のような気がする。


それでは、また明日。

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