吉本興業に羽根田みやびという役員がいます。現在の主な役職は「吉本興業ホールディングス株式会社執行役員」と「吉本興業株式会社取締役」です。
羽根田みやび氏は形式上は吉本興業ホールディングスの執行役員及び吉本興業の取締役に過ぎませんが、社内では岡本昭彦社長に次ぐ実力者とされているのです。以下、その例を幾つか挙げます。
元木昌彦「芸人を「消耗品」と見下す吉本興業のブラックさ 松本人志よ、このままでいいのか」(『PRESIDENT Online』2019/08/19 19:00)
「吉本興業役員が国連演説 早く一歩踏み出せば勝ち」(『日本経済新聞』2018年9月17日 2:00)という記事に羽根田みやび氏が46歳と書かれているのですが、1971年か1972年の生まれであることが分かります。まだ50過ぎですね。
この記事を受けて、『NEWSPICKS』のコメント欄に吉本興業ホールディングス社外取締役を務めたことのある情報経営イノベーション専門職大学学長の中村伊知哉氏(政策学者)が「大崎社長に「吉本せいの生まれ変わり」と呼ばれている羽根田みやびさんです。」というコメントを残しています。
『ZAITEN』2022年9月号の特集「大崎洋会長と6000人の"兵隊芸人"たち 吉本興業「笑えない」政"笑"軍団」に「"空虚"な社長を「クン付け」で呼ぶ女取締役、マスコミを恫喝する広報…新宿本部に巣食う「吉本幹部たち」のお人柄」(p.25)という記事が載っているのですが、羽根田みやび氏について書かれているので引用致します。
社長をクン付けで呼ぶとは相当なものですが、羽根田みやび氏は岡本昭彦社長の愛人という噂があるのです。吉本興業に勤めた経験があると語るツイッター(X)アカウントの人が闇営業事件の記者会見の際に以下のツイートをしています。
前出の元木昌彦氏も「週刊誌スクープ大賞 小泉進次郎、滝クリも知らない?「女子アナキラー」と呼ばれた夜遊び実態が明らかに」(『日刊サイゾー』2019/08/26 20:45)で岡本昭彦社長と羽根田みやび氏の関係について以下のように言及しています。
岡本昭彦社長との関係については真偽不明ですが、昨年、吉本興業を退社した大崎洋氏から「吉本せいの生まれ変わり」と呼ばれるくらいですから相当な実力者なのでしょう。
最後に真面目な話を。吉本興業は近年、SDGs事業に力を入れています。これに関しては批判的な意見も多いのですが、それについてはここでは言及致しません。
羽根田みやび氏は吉本興業のSDGs事業の総責任者で、グーグルで「羽根田みやび」で検索すると、SDGs関連の記事がやたら出てきます。それに関する記事を2つ紹介して締めくくります。
羽根田みやび氏は今後の吉本興業のキーパーソンになる人物だと思われますので、芸能マニアの方は注目しておいた方が良いです。
「「笑い」を通じて、未来のために!吉本興業が取り組む、SDGsとエンターテイメント。」(『Hanako Web』2021.06.28)
「企業が「SDGs」に取り組むということ。―よしもと芸人と、私たちができるSDGsを考えよう!」(『ソトコト』2019.05.24)
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