【note新作しばらくコレで休業】ナルシシズムと少年の心。男性の解体新書
執筆家はなんだかんだ言って自意識過剰のナルシスト要素を持とう。
一般的にナルシストはネガティブな意味合いが強く捉えられ、恥ずかしいものとされる。
他方自己肯定感の低さの問題もしばしば指摘される。
一般的に自己肯定感が強い状態とナルシシズムは意味合いが違うと言われがちだが、
一体両者の間にどのような違いがあるのか?
ナルシストは自己愛が強く肯定感が過剰、自己肯定感の強さは適度に強いの強さのレベルの差か?
しかしそれでは薄口ナルシストと濃厚自己肯定感強さはどっちかとなると濃厚自己肯定感の方が勝つような気がする要は程度だけの差だとすれば両者に質的な差異はなく、世間一般のイメージは甚だイメージ先行ということになりましょう。
何が言いたいかと言うと、ナルシシズムを過剰に否定する風潮がいつからか日本では強くなり、半ばナルは軽蔑の響きを感じる。
しかしナルシシズム自体は、元来自己肯定感が強く、自分を屈折することはなく愛するという意味ではポジティブな要素は強いのだと思う。
なので私はナルシシズムでも自己肯定感の強さでも大事なマインドと規定する。
私は自己否定感以外は典型的な鬱状態に陥って生命パワーも低下したことは挫折時に経験しているが、そんな折も自殺願望もなく、自己肯定感は極めて強いままだった。
これをゴーマニズムと呼ぶか、本当のメンタルの強さと呼ぶかは判定者の好みによりましょう。
私の自己評価はメンタルの強さですが。
この自己肯定感の強さは親の子供に対する適正な期待や歪んでいない愛情などを受けたか否かで決まるらしい。
その意味では私は自己肯定感が強いことは親に感謝をしたい。
よって私は息子には息子が自己肯定感が強くなるような接し方を乳児から現在まで関わってきた。
感謝してもらいたくてしている訳ではないが、子供への無償の愛情は確かに存在する。
男性はこのナルシシズムと少年のような幼い心をキープしている人が多い。女性からしてみたら幼くて馬鹿だなぁと思うらしい。
女性の方が成熟しているのは間違いない。そもそもそういう役割分担で男性は特化した能力がある分バランスは悪く、トータル能力では女性には敵わない作りなので。
その違いを性差としてそのまま受け止めてお互い補完するようなパートナーシップは本当に重要である。
男性はまた、ひどく承認欲求に飢えていてそこが満たされないとナルシシズムが悪いように作用して暴君のようにエゴを剥き出しにする。また、譲れないポイントがあり、そこを軽視されたり否定されたとき大抵の男性は理性で怒りを抑えられず、バトルに発展する。
先日もまさにそのメカニズムで仕事相手と私はバトルした。相手も男性であり、双方少年の心で衝動を抑えらず感情的になった。
すぐに仲直りしたが。最近は私も色々面倒くさくなってカラッとしたものである。
これは上記に述べたメカニズムが古今東西の人間にインプットされているから、普段から気をつけていても衝動的な感情により、気をつけていることは無駄に終わることがほとんど。
少年のような心とは様々な欲求や地雷のポイントに素直に反応する男の脳の在り方であり、それは善悪では語れない。
善悪はクルクルと変化するから。
一度、note投稿を凍結、充電に入るに当たり、セルフアナライシスや広く人間とは?特に私が属する男性とは?という分析を行い、アイデンティティ(自己同一感)を明確にしてモヤモヤをなくしてヴァカンスに入る目的があったことは周知の通りです。
それでは皆さんまた、休暇明けにお会いしましょう。
さよなら、さよなら、サヨナラ。