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センチメンタルジャーニー2
先日クリエイトした『センチメンタルジャーニー』ではラジオ体操第二BGMと国立科学博物館の情緒溢れる趣に関して述べました。
第二弾センチメンタルジャーニー2は
EXPO85つくば科学万博について
35年前。かなり昔になりましたね。大阪万博の時はは私は流石にこの世に誕生しておりませんが、
つくばは行きましたね。中1でした。茨城県まではまぁ、日帰りでも行けるので東京から、記憶は曖昧ですが、叔父さんのクルマに乗って叔父に連れて行ってもらい、母親、兄弟と行きましたね。
35年前、流石に色々と記憶が遠くなっているので曖昧な部分も多いですが。
万博は万国博覧会の略ですが、科学技術をテーマにしたこの博覧会はかなりお祭りとしては当時国民が熱狂しました。
当時は3D映像がこの万博で初めてメジャー化し3Dメガネを装着し画像を楽しむのですが、赤青メガネを使った富士通パビリオン(ちなみにこのパビリオンという言葉も万博で初めて知った。郷愁をそそる言葉ですね。)が大人気でした。当時世界初全天周立体映像を誇るコスモドームを携え映像名を『ユニバース』といい宇宙空間から水素原子のミクロの世界を全方位に立体的に飛び出す画像に当時の人々は大熱狂。
ちなみに夏休みに行き大混雑の為、このパビリオンは4時間待ち、5時間待ちの世界で、これを見たらもうあと一つくらいしか見れないほどの混雑のため断念。
でも見たかったなぁ。という気持ちは強かったですね。同級生は行ったという話も飛び交ってましたから。
しかし後日談がありまして、実はこの富士通の大人気映像を半年後くらいに見る機会に恵まれました。
当時住んでいた地域は横浜には近い場所であり、
横浜の洋光台という場所に横浜こども科学館(通称「はまぎんこども宇宙科学館」)にこの富士通パピリオンで公開した『ユニバース』が半年後にやってきたのです。同級生3人で勇んで見に行きましたね。そこまで混雑せず見れたため、つくばでわざわざ見なくとも結果オーライとなりました。
実際につくばでみたパビリオンは記憶は少し曖昧なのですが、富士通のPCメーカーとしてライバルのNEC C&Cパビリオンが人気No2でしたが、2~3時間は並んで見た記憶があり。
来場して最初に入ったのはおそろくですが『テーマ館』といった政府の手掛けたパビリオンで、大型スクリーンに日本の美しき国土を映すものでしたが、なかなか良い映像で大きなダムのシーンなどで迫力や美しさのあまり思わず涙がこみ上げるものがあり。
もはや35年前の記憶は断片的なものでしかないが、それでも断片でも覚えているということは、当時は激しく情緒に訴えられ、今回のセンチメンタルになったというわけです。
もう一つはサントリーの燦鳥館も見た記憶があります。人気は平均的なものですんなり見られた記憶しかありません。
ちなみに2番人気のNECのパビリオンも全くと言っていいほど内容の記憶がありません。パンフレットで見てここは行ったという記憶しかありません。
後日横浜でみた富士通パピリオンの『ユニバース』は流石に映像内容もかなりハッキリと覚えてますからインパクトは凄かった。
しかし、テーマ館の心を揺さぶるようなセンチメンタリズムとは異質な気がする。
当時(1985年)まだ生まれてない方も多いでしょう。また40くらいの人も小学校に上がるかどうかぐらいで更に記憶は遠いでしょうから、もはや歴史上の出来事ですよね。
その中でのテーマ館(実はテーマ館であったかも記憶は曖昧で一時は鉄鋼館と記憶してたくらいですが、ネットで各パビリオン紹介を確認するとテーマ館だろうというレベルの記憶です。)に関しては上野の科学博覧会と同じようなセンチメンタルジャーニーとなってます。ちなみに浅草の花やしきの白鳥の乗り物で流れるサン・サーンスの白鳥もセンチメンタルジャーニーです。今、その乗り物があるのか、あってもBGMが同じかは知りません。