Turbo Lover
1984年発表の『1984』
1986年発表の『5150』
2つのアルバムに共通するのは
シンセサイザーを大胆に導入した傑作であるという点
VAN HALENは柔軟なイメージなのでテクノポップやエレクトロサウンドが流行り出したものを取り入れるのは寧ろ自然な成り行き。
しかるにメタルゴッドがまさかのシンセサイザー多用のテクノ調とも言える楽曲に手を染めるとはファンは想像だにしなかったことだろう。
だろうというのは当時は私はまだ、ハードロック/ヘヴィメタル界に片足すら、いや殆ど存在も知らないほど精通していなく(歌謡曲/ニューミュージックに没頭)全く現役でなかったので「だろう」を用いた。
1986年のシーンは追いかけでしかない。
しかし、プリーストをリアルタイムには『Painkiller』から入った私からすると、やはりTurbo Loverのエレクトロニカルなサウンドには腰を抜かしてしまう。
違和感はあるが、駄作とは一言も言っておらず、これはこれで良い。
先入観を持たない方が良い好例かも。