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ザ・北海道
北海道のイメージとして
ひたすら広い牧草地帯に牛や馬が家畜であれ野生であれ生息というものが上位だろう
いや、ダントツ1位のイメージではなかろうか?
北海道に赴き、空港降りて、「うん、北海道だな」と実感する地平線や長い直接道路はそこかしこにあるものの、意外と上記のようなザ・北海道そのものには巡り合うのも逆に難しい。
旭川だと前述の層雲峡や富良野・美瑛といった観光地もしくは旭川にある旭山動物園は鉄板だが、若干ザ・北海道とは違うんだよな、というフラストレーションは高まる。
やはり牧場や地平線に牛というのは十勝平原のイメージですよね。
というわけで第8弾はザ・北海道そのものに触れる旅。
今回のルートは
大雪山を時計回りに旭川~層雲狭~十勝平野 。
というシンプルなものだが、これまた、かなりの移動距離となる。
大体上の写真のようなロードを走る旅に。
スティーブ・アンダーソンをBGMに何周もCDをリピートで回した。
層雲峡の旅はまた別の機会にするとして、
とりあえず立ち寄った層雲峡の大函が下の写真
ここから大雪山という広大な山地をぐるりと周り、十勝に抜けるのだが、途中はスマホの電波が届かない場所にも遭遇する。
そしていよいよ十勝平野にたどり着くと大分いい線を行ったザ・北海道感を醸し出している。
そして牛さんが牧草地に佇むこの絵面はほぼイメージした風景だろう。
しかし、これもあちこちにある訳ではなく、やっと見つけたというのが実感だ。
本州でも長野辺りなら牧場はあるが、北海道のように自然そのものに溶け込んだ牧場風景はほとんどなく、境界線が明確な牧場がほとんどだろう。
その点はやはり北海道は違う。