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SNSは仮面舞踏会(マスカレード)?

SNSの多くは素顔を隠して仮装で参加するパーティーのような醍醐味を感ずる。

各種SNSはそれぞれ味付けが異なり、例えば最大手と言えるFacebookは基本的に本名を明かし、明かすのは自由だが、職業、勤務先、学歴等、顔写真まで具に公表している比率が極めて高いサイトだろう。それは不文律の文化で。
よってFacebookは仮面舞踏会ではなく通常の社交パーティーに近い。

逆にFacebookよりも古参のmixiはほぼ全員がペンネームを使っていたし、基本的に勤務先など属性は明かしていませんでした。完全仮面舞踏会に近いですね。

Twitterやnoteは中間というか、本名、職業、勤務先を明かしている人も比較的多い一方で完全に匿名でやっているmixi的にアバターを使うヒトも多い。私の場合は完全に後者であり、仮面舞踏会状態だ。

どちらのスタンスが優れているかなどの優劣を付けられるものではない。

あくまでもそのSNSを通じて何をしたいかの個人的な用途によりそのスタンスは千差万別で一向にかまない。

私の場合は属性や本名は隠しているが、仮面の下もある程度はうかがえるようなスタンスで執筆している。

ただ、それは私がそう言っているだけで嘘をついている可能性はゼロではないのだ。

例えば私は実年齢40代後半、男性、家庭持ち、信越地方在住で執筆しているが、実は正体は10代女性で仙台に在住の人間が取材により虚像を描いている可能性はゼロではない。

noteにそういうスタンスのライターがいてもおかしくなく、それ自体は罪でも嘘つきでもなんでもなく、それは一つのスタンスで、創作としては評価されるべき活動なのであろう。

ネット上ではアバターという言葉があるように実像とそのアバターが大きく乖離している場合がまま見られる。

これが本名も勤務先も顔写真まで公表しているヒトであって、それは巧妙なアバターであり、虚像の可能性はゼロではない。

ただnoteのような深く表現を続けると、偽物かどうかはすぐにバレるだろう。

繰り返すが偽物が悪いとは一言も言っておらず、仮に偽物を偽物と感じさせずにずっと創作できたらそれは小説家のようなタレントを持っていることになり、賞賛されるべきことなのである。

以上

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