ウイルスと生命体の攻防は将棋のよう
1億6600万年前哺乳類の祖先のネズミのような生物はまだ胎盤を持っておらず卵で子どもを産んでいた。
しかし恐竜などに卵を奪われビクビク、悔しく生きてきた。
レトロウィルスに感染したねずみはPEG10という遺伝子が
胎盤の持たないねずみモドキに胎盤をもたらせた。
生物の進化にウイルスが大きく関わっているケースも。
つまり生物はウイルスから取った将棋の駒で大きな恩恵も得ている。
生物とウイルスは持ちつ持たれつ。
生物にとって長期的にはウイルスは天使にもなりうる。
1個体にとって自身が滅ぼされる可能性も高く、その面ではウイルスは悪魔であるともいえる。
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