#377 紅白戦①
待ちに待った実戦。各々仕上がりに差はあるとは思うがどんなもんかとワクワクしながら13:00のプレイボールを待つ。先発は紅組が茨木、白組が門別。紅組のスタメンは1番から高寺(ニ)、小幡(遊)、前川(左)、ヘルナンデス(指)、原口(一)、渡邉(三)、野口(右)、井坪(中)、坂本(捕)。一方で白組は1番から近本(中)、中野(ニ)、佐藤輝(三)、森下(右)、大山(一)、糸原(指)、豊田(左)、木浪(遊)、梅野(捕)。主力組と控え組といったようなチーム分けだったが、個人的に注目していたのは中野、佐藤輝、大山、高寺、前川、ヘルナンデス、野口、井坪。ゲーム展開的には先発の門別が四球を出しながら無失点、茨木もランナー二塁のピンチを作るも何とか抑える。続く2回もランナーを出しながら無失点と、去年よりも成長を見せていた。門別はところどころ甘いボールはあったが球威で押し込むような投球ができていた。茨木はボールのばらつきが多く、なかなかストライク先行でいけていなかったが中野を三振にとったチェンジアップは良かった。続く3回に代わった白組の石黒が滅多打ちに遭い2イニング5失点と厳しい結果に終わる。その中でも小幡、前川のバッディングはすごく良かった。続くヘルナンデスもライト方向に長打を放ち、広角に当たるバッティングを披露した。第一打席で素晴らしい二塁打を放った原口は四球を選んでその後の渡邊が残念だった。2打席とも同じような内容で直球を打ち損じてセカンドフライ。しかし、その後期待していた野口、井坪がタイムリーで一挙5点。外野争いが一気に熾烈になる予感を感じさせるようなタイムリーで本当に嬉しい悩みが増える増える。石黒は球自体は良かったものの初球を捉えられるケースが多く、ストライクを取りに行くのに結構苦戦していた。紅組も茨木に代わり2番手の及川も正直微妙だった。際どい変化球も見切られている感じでなかなかバッターも振ってくれない苦しいピッチングだった。打者的には梅野の二塁打は良かったし、中野の初球を捉えての逆方向へのバッティングは素晴らしかった。その後は紅組白組お互いランナーを出しつつもゼロに抑える。その中でも途中の福島の三塁打、島田の二安打は良かったし白組3番手の富田がこの日の投手の中で1番良かったと思った。総括すると全体的にバッターはすごくバットが振れていて良かったと思う。ただ投手陣が少し不安。まだ紅白戦の段階なので100%の状態ではないもののここから状態を上げていってほしい。明日は伊藤将司と畠が先発。