#106 さまさま
今日の阪神のコーナー
あの史上最低の試合から一夜明けて、この嫌な流れに流されるのかそれとも断ち切るのかというところでこの日の先発は才木投手。日曜日の試合は明日試合がないだけに勝っておきたい試合で、今日負けると明日まで気分が悪いので是非とも勝って欲しいという一心で今日も試合を見る。今日のスタメンがまた大幅に変わっており、1番に井上選手、3番に近本選手を入れていた。正直、何をやっているのかと言いたくなるオーダーで、3番近本は機能しないと前の試合でわかったはずなのになぜに3番に入れるのか甚だ疑問だった。試合が始まると両チームともに三者凡退。いい感じで始まったのだが、タイガースはとにかく内野ゴロを量産。四球も選べずほとんどの選手が低めの変化球を打って凡退するパターン。外野にすら飛ばないし四球も選ばない。もう何やってんだと言いたくなるような試合展開で、動きがあったのが3回表。2死から才木投手が四球で出塁すると井上選手がセンター前はヒット、そして中野選手がライト線へツーベースを放って1点先制。これはいい流れが来ている!と思った矢先に近本選手はファーストゴロ。まぁまだチャンスはあると思ったのだがこれが本日タイガースの唯一の得点シーンであり、ヒットが出たイニングだった。そして1-0で迎えた7回に無死1,2塁のピンチを作る。正直ここがこの試合の山場で確実に逆転されると思っていたのだが、筒香選手を4-6-3のダブルプレーにとりその後の桑原選手もセカンドゴロ。ピンチを抑えて流石に感動してしまった。そして9回にもマウンドに上がる才木投手。球数的にも8回で終わりと思っていたのだが、岡田監督は才木投手と心中する予定だったのだろう。少し不安だったのだが、9回でも球速は落ちず、簡単に2死までとって宮崎選手。ここはものすごい怖かったのだが、案の定ヒットを打たれる。しかし、シングルヒットだったのでそれが功を奏した。その後、代走の森選手に盗塁を決められるも、牧選手をキャッチャーフライに討ち取り試合終了。才木投手は128球の熱投で4安打完封。もう才木投手さまさま。リードをしていた梅野選手にも拍手を送りたい。正直、打線を変えたことによるいい影響はほとんど無かったのだがなんとか2安打で、あの連打で勝つことができた。もうこれはバッテリーの勝利。相手の大貫投手も素晴らしいピッチングだった。かなり投手戦といった感じのゲームで昨日とは全く違った試合展開だったので面白かった。ただ、野手は全然打てない。相変わらずの貧打。もう少し点をとっていたら楽な展開だった。もうどうしていいのやら。井上選手と中野選手以外ほとんど内容の無い打席だったので野手は本当に反省してほしい。