iPhone VS Android
iPhoneがいいのか?
Androidがいいのか?
日本では圧倒的にiPhoneが多く、世界ではAndroidが多い
iPhoneにもAndroidにも、それぞれの良さがあります。
どちらも使っているからこそ言える
【Appleのエコシステム(垂直統合型)】と【Androidの多様性】
▶まずはAppleから
Appleが管理
Apple製品は「全てAppleが管理」しています。
MacBookでも、iPadでも、もちろんiPhoneも同じです。
そして、製品だけでなくアプリも管理し、"サードパーティ"のようなApp Storeを介さないアプリのダウンロードは出来ません。
さらに、iPhone本体を自由にカスタマイズもほぼ出来ない。(最新は少しずつ出来るようになってきたが。。。)
自由に配置を変えたり、大きさを変えたり、横スクロールを縦に変えたり、使い方は十人十色、ユーザーの数だけ使い方は違う。
でも出来ないのは、基本的にはApple製品は、「Appleが決めた範囲内の中で動かす」ことだけが許されているから。
なので、制約や何で?と思うこともあるかもしれない。
安全?
また、Apple製品はほかの製品と比べて安全といったことも多く聞かれます。
たしかに、パソコンでWindowsを使っている人とMacを使っている人では、Macは少ないでしょう。
なので、圧倒的にユーザーが多いWindowsを狙うことで、収益を得ています。
でも、最近はApple製品を狙ったウィルスもあり、油断は出来ません。
データ移行
たとえば、機種をiPhoneからiPhoneに変えた際、データを移行すると思います。
Apple製品は、バージョンが合っていないとデータの移行は出来ない。
WindowsでいうとWindows7とかWindows10とかがバージョンと思ってもらえれば大丈夫です。
買い換える新しい機種はもちろん最新のバージョンが入っていますが、いままで使っている機種は最新ではない場合も多々あると思います。
ですが、この場合はいままで使っている機種を最新バージョンまで上げないとデータの移行は出来ず、さらにバージョンアップには[Wi-Fiが必須]という条件が加わります。
バージョンアップが出来なければ、データの移行を断念して、一つひとつアプリをダウンロードしたりして、前の状態に復旧することになります。
最近ではご自宅にWi-Fi環境があるところも増えているので、そんなに困らないと思いますが、Wi-Fiがない場合、「フリーWi-Fi」があるところでという方もいるかもしれません。
でも、ここでも注意が必要でフリーWi-Fiは便利ですが、かなりの危険性があることも知っておくべき。
誰でも繋げてネットができるという反面、悪いことをする人もいるということ。
繋いでいる人は他の人から見えるので分かります。
その人のスマホに侵入することも可能で、ウィルスを仕込む、情報を盗むことも容易です。
ユーザーからすると、違っていてもデータ移行くらいしたいと思いますが、ある意味Appleの意に反することは出来ません。
プロファイル
さらに、格安スマホとかにすると「APNのプロファイル」をダウンロードすると思いますが、このプロファイルは原則一つしか入れられない仕組み。
会社を変えたら、前の情報は削除して、新しい情報を入れます。
このプロファイル、格安スマホの会社によっては削除出来なかったり、書き換えられないものがある可能性もあり、かなり面倒です。
複数入れることが出来れば、書き換えることもなく、新しい情報だけを入れればいいので、操作がラクになるのですが、これもAppleの仕様のようです。
iPhoneにはiPhoneのいいところもあるけど、「ちょっとなー」という部分もある、それがApple。
【Appleのエコシステムの中で使う、垂直統合型のビジネスモデル】
▶さてAndroidは
オープンOS
AndroidはGoogleが開発したモバイルOS。
OS自体はオープンソースと呼ばれ、「誰でも自由に」使うことが出来ます。
そのため、AppleのiPhoneのiOSはAppleのみが使えるのに対して、Androidは様々なメーカーが使っていて、多くのメーカーからスマホが販売されています。
また、メーカー独自でカスタマイズも可能なので、メーカーごとに見た目が違います。
ここは、賛否両論あり、使いやすいスマホもあれば、使いにくいスマホがあることも事実です。
Androidは様々な会社が参入し、スマホやアプリを開発し、ユーザーに提供しています。
その中には、いいものもあれば、悪いものもあり、時にはアプリにウィルスを仕込んでいたり、アプリの利用に関係ないユーザー情報を搾取する設定あったりします。
Google側も対策を強化して、悪いアプリはアプリをダウンロードするGoogle Play(AppleのApp Storeと同じ)から強制的に削除しています。
Appleに比べ、[審査が甘い]と言われているので、少しずつ強化しているみたいです。
カスタマイズ
Androidスマホは、画面や機能、操作を自由にカスタマイズすることができ、自分流にアレンジして使うことが可能で、カスタマイズ用のアプリも多数あります。
《個性を思いっきりアピールすることも変幻自在》です。
Androidには、Appleのような制約はないですが、バージョンは古いものも多数存在していて、WindowsでいうところのXPを使っている人もいます。
これは、メーカーごとにカスタマイズをしているので、Androidの新しいものに修正する作業や動作確認なんかに時間がかかったり、携帯電話会社の仕様に合わせることもあると、すぐに対応しないことが多々あることが原因。
ここはAppleとの違いで、最新OSを使っている比率が低い要因かなと思います。
データ移行
では、AndroidからAndroidに機種を変えた場合のデータ移行では、Appleと同じようにGoogleにログインを行います。
OSのバージョンが違っていても問題ありません。
そうすると、電話帳(連絡先)や写真、動画はGoogleのクラウド(AppleのiCloudと同じ)に入っているので、そのまま見ることが出来ます。
また、アプリはGoogle Storeからダウンロードすることで移行が可能で、これまで通り使うことが出来ます。
ちなみに、iPhoneもAndroidもアプリ内のデータ(LINEやゲームなど)はアプリごとにバックアップや移行の手続きが必要です。
ここで、Appleとの決定的な違いが、AppleはApple内でのやり取りを基本としているため、外部にダウンロードしたり、情報を持ち出そうとする際は、結構手間で不便です。
Androidは、パソコンやタブレットとのやり取りもスムーズで、さらに機種を問わずAppleでも可能。
Googleのアプリをダウンロードして、アップロード(データの保存)をするだけで、どこからでも見れてダウンロードしたり編集したりすることが出来ます。
APN
また、APNは何個でも作れるので、前の情報が入っていても、新しい情報を入力して設定し、新しいAPNを選択すれば完了。
さらに、あらかじめ主要な会社の情報はすでに入っているので、設定することなく、自動で完了することもあります。
Androidには、自由にカスタマイズしながら、自分に使いやすい方法で使ってもらうという余地があるかなと思います。
【十人十色の使い方を認める、Androidの多様性】
持ってみたいと思うスマホ
iPhoneにはiPhoneの良さがあり、AndroidにはAndroidの良さがあり、両方使っていると、合わせたら「最強」と思うのはジブンだけだろうか。。。
いまはiPhoneに「しか」出来ないもの、Androidに「しか」出来ないものはありません。
どちらも同じように出来ますが、Apple特有のクセやAndroid独特の弱点があり、選ぶのは実際に使う《みなさん》です。
誰かがではなく、勧められたではなく、何となくではなく、[自分に本当に合っているスマホ]を選んでください。
もしかしたら、まだ自分に合ったスマホに出会っていないのかもしれません。
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