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人は明日に向かい今を生きているのである。

「人々は元来変えようのない過去について啓発を得ようと思って心理療法/指導援助を受けにくるのではない。今に対して不満があり、よりよき未来を得たいと思ってくるのである

過去は変えられない。せいぜい変えられるのは過去に対する見方や解釈の仕方だけである。人は明日に向かい今を生きているのである。

ゆえに心理療法/指導援助は、明日、来週、来月、その先の未来に向けて今日をどう生きるかにきちんと方向づけられていなくてはならない」

ブリーフセラピーを学ぶ中で知った
ミルトン・H・エリクソンの言葉です。

話し手の過去を振り返ることも大切ですが、聴き手がそれだけに終始しすぎると、面談は辛くて暗くて反省の場になってしまいます。

さらに、自分のことを知らない相手から、どこかで学んだきた正論を振りかざされたり、的外れなアドバイスを受けてしまうと、
やっぱり誰にもわかってもらえなかった。。
もう2度と相談なんかしたくない。。
と、相談に来て元気になって帰っていくどころかなるどころか逆にウンザリして帰っていく。

試験に受かるための勉強を熱心にやり過ぎる副作用でもあり、ご本人も良かれと思ってやっているので誰も悪くない。。

こんな悪循環をなんとかできないか。。

そんな時に救いとなったのがブリーフセラピー
のダブルディスクリプション(SFA、MRI)の考え方でした。

去年は仲間内の勉強会で共有し、

今年からはキャリコン更新講座でもお話しできることになり、年々、一人でも多くの人に知って頂ける機会が増えて来ました。

ACCNの小山美和さんのコラムで紹介されていたように、
「クライエントを責めない」
 ・問題よりも元々持っているリソース(資源や資質、能力等)に注目する
 ・リソースを活かしてより良い状態や望ましい自分に近づいていく

 「クライエントに多くの負担をかけない」
 ・「とりあえずできること」から取り組むスモールステップ
 ・終了までの回数が少ない短期療法

という考え方に賛同しています。

12月は1日(土)に基礎編講座を予定しています。
https://www.yagisemi.com/cc-1st?
未来志向のため面談も明るい雰囲気になる
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