たねまき寺子屋①
本日から、毎週土曜午前に行われている「たねまき寺子屋」に参加することになりました。
子供を対象に大人が持ち回りで30分ほどの「心の授業」を行う場です。
しばらくは見学させていただいて、勝手が分かってくれば世話人として運営にご協力させていただきたいと思っています。
学びの記録保存として、また学びを深めるために、noteに書き留めていきたいと思います。
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【日時】2021年3月13日
【講師】上本さん
【テーマ】「強い心」と「弱い心」
【題材】マジック・ジョンソン(元NBAプレイヤー)
<少年期>
父からバスケットボール
母から毎日楽しく笑顔で過ごすこと
を教わる
<高校時代>
ほとんど白人の環境で差別にあう。(差別する弱い心)
→それでも笑顔でどんどん話しかけて、誰よりも練習して、試合に出してもらうようになって大活躍(くじけない強い心)
→仲間が受け入れてくれるようになる
<その後>
大学でも活躍→NBAで5回優勝→オリンピックアメリカ代表
<子供達に伝えたいこと>
諦めない強い心を持ってほしい。
頑張ってる人を応援する強い気持ちを持ってほしい。
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バスケには疎いのでマジック・ジョンソンという人は知らなかったのですが、帰宅して同じくバスケに疎い妻に聞いてみると名前は知ってたので、バスケ界では相当なスター選手なのでしょう。
この話を聞いてて思い出したのは、小学校の時ミャンマーから亡命した3兄弟が転校してきて、私は同じ学年ではなかったですが異質な雰囲気を感じた記憶です。
いじめのような話は聞かなかったですが、日本人の中に溶け込むのは同じような苦労があったかと思います。
そのような環境で前向きな気持ちで仲間に接したジョンソンは強い心の持ち主だったのでしょう。
私は基本的にリスク志向です。
だから「できない」とは言わないまでも、その実現のための懸念材料は隠さず伝えるようにしています。
教育に関して言うと例えば、長男が電車好きで運転手になりたいと言っていた時期がありましたが、将来ほぼ全ての車両が自動運転になるのは確実なので、「大きくなった頃には運転手という仕事はなくなってるよ」と率直に伝えました。
また教育には「守破離」が大事だと思っているので、まずは基本を積み重ねることを教えています。
ジョンソンは誰よりも早く、誰よりも遅く練習していたので当然基本の積み重ねも誰よりも重視してきたはずですが、子供たちが華麗なプレーや華やかさに目を奪われて夢を追うのは危険だと思っています。
本日の講義は苦労の部分にスポットを当てて、それを乗り越えられた強い心の根底に父母の教えがあるという、大変学びのある内容でした。
余談ですが、講義後に少し遊びの時間があったのですが、息子がけん玉で難易度の高い技をやってて思わず「無理やろ」と言ってしまいました。
まずは基本的なことができるようになってからという意識からですが、チャレンジの目を摘むことになりかねないので、「どうやったらできるようになるか」を一緒に考えるように気を付けようと思いました。