0526_第三課題_特定天井について知っておきたいこと #mz012
こんにちは。あみくみです。
製図クリニックでは、先週から第三課題に 入りました。
課題を取り扱うクリニックは、ひと課題につき2回行っていて、
通常だと 1回目はエスキスから入るのですが、
・ 後半に回すことによって 課題に取り組める期間を長くし、 といたエスキスを見てもらって学習したいという受験生に参加しやすくしたい
・ 計画の要点について 課題文の文言や 問われ方に対する出題側の意図をあらかじめ知ってほしい
といった理由から、今回は計画の要点の「特定天井」について先に学習を進めました。
1/400までのエスキスは次回の #製図クリニック0602 で取り扱っていきますので、 エスキスをしっかり勉強したいとか改善点を教えて欲しいという女性受験生はぜひ課題を購入して 6/2 (木)の製図クリニックにご参加ください。
また、「製図クリニックに参加できないけれども、その内容を見たい」という受験生は、 メンバーシップ内で追いかけマガジンの有料記事のプレゼントや製図クリニックの追いかけ動画を配信してますので、 ぜひジョインして受験勉強にご活用ください。
では、 製図クリニックの内容に入っていきましょう。
「特定天井」って過去問ではいつでたの?
今回の製図クリニックでは特定天井について扱っていきましたが、特定天井の定義って皆さんきちんと押さえられてるでしょうか?
けっこう曖昧だーという受験生も多いと思うので、今回のクリニックではまず 特定天井の定義を整理しながら、特定天井に関する法的な変遷と、製図試験での出題に関する変遷を押さえていこうと思います。
さてここに、がっちり合格ノートから過去問の出題についてさくっと概要をまとめたものを抜粋しています。
がっちり合格ノートでは、試験元の許可を得て過去問を掲載しています。 過去問に関する8章の1番最初に課題概要を整理した表がありますので、持っている方は同じページを開いて確認していってください。
まずはこの表を使って特定天井に関わるような内容の要点がどの年に出されたかを確認していきましょう。
表に印をつけていますが、まず最初に出てきたのは平成28年「子ども・子育て支援センター」の時でした。
その後、特定天井についてを問う要点ではないですが、平成30年「健康づくりのためのスポーツ施設」そして令和元年「美術館の分館」へと続きます。
考察や学習の参考にできる標準解答例の事例が4例しかないので、標準解答例の解釈がなかなか難しいところですが、
特定天井のクリアランスありの仕様については、すでに平成26年に整備されていますが、過去問での出題は平成28年「子ども・子育て支援センター」からとなっています。
その後、 2年後となる平成30年「健康づくりのためのスポーツ施設」の時に特定天井のクリアランスなしの仕様についてが標準解答例で示されているのかなと読み取れるところです。
ここで細かい話をするよりも、製図クリニックの資料を見ながら整理していったほうが分かりやすいと思うので、次にクリニックの資料を確認していきましょう。
特定天井の定義と仕様について
特定天井の定義
特定天井については、まず建築基準法施行令39条の三項に記載があります。
そしてその定義や仕様は、国土交通省告示第771号に記載されています。
製図クリニックの資料では、法文から抜粋して書いていますが、
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