0616_R1_1013「美術館の分館」ゾーニングに影響大!課題文の読み取り研究#mz015
おはようございます。あみくみです。
今日の記事では、先週開催した 製図クリニックの 質問交流会で大変ためになる質問が出たのでそれらを紹介・解説していきたいと思います。
まずはスケジュールの確認です。
現在地ですが、試験まで残り17週となっています。課題発表までの週末がかなり限られてきているのが わかりますね。
まとまった勉強時間を取れる日が 自分にどのくらい残されているのか、きちんと考えながら少しずつ積み上げていきましょう。
次回クリニックは、 今回と同じ令和元年「美術館の分館」の課題回ですので 3月に行ってきた直島のベネッセアートサイトや神奈川県箱根のにあるポーラ美術館の実例を紹介したり、プログラムの整理や何かしら試験に役立つ内容に接続していこうと思っていますのでお楽しみに!
では、当日の学習趣旨を共有するため、まずは ゴールを確認していきます。
今日のテーマとゴール
今回、令和元年の「美術館の分館」を取り上げたのには理由があります。
今の時期って、少しずつ自分なりのプロセスが出来上がっていく頃です。
毎回課題を解くごとに、あーでもないこーでもないと色々と工夫をしながら、やり方を変化させたり他の受験生の技を盗んで試行錯誤している頃でしょう。
プロセス構築は絶対的に大事なのですが、実はせっかく組み立てたプロセスを一瞬で意味のないものにしてしまうのが「読み取り」なんですね。
「単に文章を読むだけ」というイメージでいると、日本に住んでいる限りにおいては文字を目にしない日はありませんので、何の意識もせずにいると書き手の伝えたいことと誤った解釈で受け止めてしまいます。
文字のコミュニケーションエラーがおきてしまう、これが読み取りの怖さなんですよね。
美術館の分館の年って台風か何かの影響で全国一斉の受験開催ができず、10月と12月に分けて試験が実施されました。
そのため、この2つの課題を比較することによって「読み取り」の重要性や文字を解釈することの怖さが体感でき、課題文の表現や接続詞の使われ方に対して慎重に解釈していけるようになります。
読み取り内容と照らし合わせてエスキスプロセスのチェックができるのが、この年の過去問を研究するメリットですから、しっかり学んで次に活かしていきましょう。
では、質問交流会の内容を紹介していきます。
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