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0609_第三課題関連法規の知識整理_ 延焼のおそれのある部分 #mz014

こんにちは。あみくみです。

今日は、#製図クリニック0609 で取り扱った第三課題の法規について、特に延焼ラインの知識整理をしていきたいと思います。

防火区画や延焼ラインの話って、製図2年生くらいまでは防火設備と特定防火設備の区別もつかないし、どういった場合に適用されるのかも判断ができないので、 とりあえず描いてみてあってたらラッキー位の感じで課題に取り組んでる受験生も多いんじゃないかなーなんて思います。

でも、これでは合否の命運が課題の敷地条件や規模に左右されてしまってかなりの綱渡り状態に。なので、早いところ整理して定着につなげておきたいところです。

と言うことで、今回の記事では 延焼ラインの知識について頭の整理をしていきます。

では最初に、スケジュールの確認をしていきましょう。

製図クリニック資料 Myカルテ表
製図クリニック資料 Myカルテ裏

こうやって 可視化していくとよくわかると思いますが、実はもう試験まで折り返し地点にきています。学科組が合流してくるまではおよそ7週間、試験まではおよそ17週間となりました。

貴重な週末はあと17回、そして、まとまった休みはお盆休みと7月・9月の連休です。

明日やるわーといったの先延ばし癖を封印して、今の瞬間からからしっかり足元を見て、 自分の課題を明確にしてできることを 一つ一つやっていきましょう。

今回は、第三課題をベースにして法規の整理をしていきますが、次回クリニックは過去問に取り組むオープン回になります。

#製図クリニック0617  
・R1_1013「美術館の分館」のエスキスチェック
・女性受験生限定の参加(オープン回)

となりますが、400分の1までのエスキスを出していただけたら、製図クリニックの中で取り扱っていきますので、女性受験生の皆さんは安心してぜひご参加ください。

すでにプランまでやってみたことがある方は、それを提出してくれても 全然問題ないですし、再エスキスをして今の自分のエスキス力を確認していくといった形で参加していただいても全く問題ありません。

あなたのご参加お待ちしています^^!

今日のテーマとゴール

製図クリニック0609資料

今回の記事では、第三課題の「子ども・子育て支援センター」の建築物条件を引用しながら関連法規の整理していきます。

課題敷地は二面接道なので、製図クリニックでは斜線制限と防火区画、そして延焼のおそれのある部分について法文に書かれていることを確認し、さらに施設内に保育園がありますので法28条採光について整理していきました。

特に防火区画と延焼ラインについては、大体の課題にて検討しなければならない 内容になります。

特に「防火設備系の理解がいまいち苦手〜」という受験生は、記事の内容を見ながら法的理解を進めていきましょう。

耐火建築物と防火・準防火地域、2つの観点から考える

課題には、毎回計画のポイントとして部門ごとのゾーニングやエスキスの過程で考えてほしかった内容などを記載していますが、それとともにこのような法規のチェックリストも掲載しています。

一応試験対策として網羅しておきたい各種法規の一覧にチェックボックスをつけていて、課題で考えなければいけない(あるいは事実上は無視できる)関連法規については黒のチェックボックスで印をつけています。

製図クリニック0609資料
第三課題計画のポイントより
製図クリニック0609資料
第三課題計画のポイントより

今回は課題をベースに各法文を見ていきますが、法令集をチェックしながらひと項目ごとに解説している動画もすでに公開していますので、詳しい解説を参照したい場合はそちらを活用して下さい。

では、第三課題の敷地条件を確認しましょう。

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