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脱「ムダ勉」!製図は適正な自己評価ができるようになれば次に何をやればいいという「対策」が明確になる
こんにちは。
製図アウトプット研究所所長のあみくみです。
es-naviというサービスで、エスキス解説やエスキスの学習法を教えたり動画を作ったりしています。
1)大体の受験生はムダ勉に時間を使っている
私がエスキスの解説動画を公開し始めたのは、がっちり合格ノートを作り発売を始めた翌年から。
自分のノートで勉強していたやり方や考察方法、そして最終的なプロセスについて、
「こんな勉強をするとエスキスの本質や考え方が分かる」
「こんな風にエスキスを進めていくと合理的に選択肢(パターン)を出せて、そこから合理的にプランを決めていける」
ということを、受験生に向けてもうちょっと分かりやすく可視化したいと思ったからでした。
最初はがっちり合格ノート、そして次にがっちり合格ノートの学習を再現できるようオリジナルのエスキスワークブックを作りましたが、
両方の教材をもっと使いこなして学習時間を短縮してってほしいと思い、より細かい解説をした動画の作成を始めました。
もちろん見るだけでなくちゃんと自分で解いた課題について動画を参考にしながら同じように手を動かして考察していくことが不可欠なんですが、本質を探す勉強を続ければ間違いなく無駄な遠回りをしなくて済むんですよね。
ムダ勉を避けられるって事です。
でも、大体の受験生が本質を探す勉強ができていません。
と言うか、してません。
一生懸命勉強はしてるんですが表面をなぞるだけの勉強になっています。
これでは伸びるはずがありません。
もうね、皆さんには日々時間がないんです。自覚してますか?
働き盛りで、朝から晩まで仕事の責任を負う立場の人もいるかもしれません。
私も今は家庭を持ち子どももいますが、私と同じような立場にあって、仕事と家庭と育児と勉強に毎日パンク寸前の人もいるかもしれません。
介護をしなければいけない人もいるかもしれません。
夜になったらヘトヘトで疲れ切っています。
どう考えても時間がないんです。
時間がないなら時間がないなりに頭を使って戦い抜くしか方法はないはずなんですよね。
とにかく与えられた24時間を最大限に活用していくことからしか突破口は見つかりません。
それなのに、勉強になんとムダの多いことかと思います。
何が何でも「ピンポイント」の勉強をやっていこうと。
そこを突き詰めるしかないんです。
あなたに必要なのは分かってないところを狙い撃ちする勉強です。
数を撃てば当たるという戦法を続けるのは、今の皆さんには誤った選択です。
今年早い時期から頑張っている人たちの体験を聞くと、去年は課題発表のちょっと前くらいから勉強をしていて、しかも今年のように深く考えていなかったのでそれが失敗だったという話も聞きます。
世の中そんな人が大半です。
だから時間がないということは決してマイナスではありません。
追い詰められた状況での集中力は凄まじいのでむしろプラス。
大丈夫、あなたにもできます。
逆に時間がある人には余裕ぶっこいてもらって、その間に効率よく勉強して圧倒的な差がつくくらい引き離してしまいましょう。
2)「ムダ勉」から「自分の現在地がわかる勉強」へシフトした者が勝つ
製図試験では、時間内(およそ2時間から2時間半の間)に条件に沿ったプランを組み立てられるようにならなければなりません。
受験対策としては、その段階に行くまでに踏まなければいけない「学習の段階」というのは実は決まっていて、そこを一つずつクリアしていけば必ず合格レベルに到達することができます。
しかし、この「学習の段階」って学校や通信では教えてくれませんよね。
だからみんな自分がどこの段階でつっかかってるか自分で分からいないんですね。
この分かりにくさが製図試験の難しさと言ってもいいかもしれません。
学科試験へ向けた勉強なら、結果が点数で出ますから自分でも現在地の評価がしやすいんですが、製図試験はそうはいきません。
添削での判定はもらえども、みんな結果から自己評価ができませんから、あなたが今やっている勉強を「自分の現在地がわかるような勉強」に変えるだけで大きな差をつけることができます。
なぜなら、適正な自己評価ができるようになれば次に何をやればいいという「対策」が明確に分かるから。
エスナビではこの「学習の段階」ごとに学習の過程をふんでいってもらっていますが、問題なのは、
「学習の段階」ごとに「思考を深める」という学習をどれぐらい自分のものとして繰り返し実践できるか
ということです。
これは YouTube の動画でも語りましたが、まさに具体と抽象を行き来する勉強です。
実際私の教材を使ってくれる人は、読んだり視聴することでどんな風に勉強を進めていけばいいか具体的に分かって日々の学習に落とし込んでいける、そして動画を参考にして課題の復習をやっているうちに、エスキスプロセスの本質的なものが分かるようになってくるという理由で選んでくれています。
まさにそこが狙い。
受講生には、ピンポイント戦法を実践して「自学の質を上げる。そして着実に合格圏内に到達する。」ということを着実に進めていってほしいと思います。
「学習の段階」ごとに「具体」と「抽象」を行き来して
繰り返し思考を深める。
解説動画を見る時やワークブックを進めていくときは
常にそれを意識して学習を進めていってください。
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