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月刊食堂通山編集長が教える!!坪月商30万円超えの大繁盛店!①坪月商50万円!名古屋にある大人気焼肉店の主役は釜⁉②行列ができる京都の餃子店!その奥にあったのは…まさかのアレ!③大阪で発見!裏路地に坪月商80万円超えのモンスター店が!

今回のがっちりマンデー!!は…
飲食店の裏側を丸裸に!
あの男がお届けする禁断の企画!

月刊食堂編集長、通山茂之
これまで4000店以上の飲食店を自ら現地取材
飲食店の儲かる秘密を知り尽くした男が教える!
坪月商30万円超えの大繁盛店!

でも、そもそも坪月商ってなんでしたっけ?

通山編集長:その店が一坪あたり、1カ月いくら売ったかを示す指標でして、坪月商30万円を超えたら大繁盛店。50万円を超えたら怪物店

そう、坪月商を見れば真の儲かり飲食店が分かる!
そこで、通山編集長だけが知る、
全国各地に隠れた坪月商30万円超えの
大繁盛店に取材を敢行!

大阪、梅田の細い裏路地に…
なぜかお客さんで激混みのお店が!
秘密は店先の…松の盆栽!とはどういうこと??

京都で発見!
一見、ただの中華屋さんに大行列!
秘密は、店の奥にある
とんでもないアレ!

坪月商30万円超えの大繁盛店!
ほっかほかな儲かり新情報が満載です!

※以下、11月24日放送の書き起こしです。

坪月商50万円!名古屋にある大人気焼肉店の主役は釜!?ほっかほかの儲かり情報大公開!

月刊食堂、通山編集長が教える
「坪月商30万円越えの大繁盛店」

通山編集長:愛知県を中心に多店化している「肉のよいち」という焼肉店なんですけど、肉が主役じゃないんですよね。

焼肉屋さんなのに、肉じゃない?それで本当に儲かってるんですか?向かったのは、名古屋市のオフィス街。

スタッフ:ここですね。「肉のよいち」

うーん、外観はわりと普通の焼肉屋さん。

お店の中に入ってみると…確かに大盛況!
早速、社長の柳瀬雅斗さんに坪月商を聞いてみましょう!

スタッフ:ここは何坪?
柳瀬社長:18坪です。
スタッフ:月商は?
柳瀬社長:906万円
スタッフ:906万円!坪月商は…?

柳瀬社長:50万円ですね。
スタッフ:50万!スゴいっすね。

いきなり来ました!
怪物店のしるし、坪月商50万円越え!

これだけの売上げを叩き出すヒミツは、焼肉屋さんではありますが…

肉、ではない、あるメニューにあるという!それは、お店の様子を見ていればわかる、とのことで…

ん?なにやらお客さんごとに、釜のようなものがでてきた。これは…

そうなんです!「釜炊きご飯」
これがお客さんにも…

お客さん:釜ご飯がおいしいです。
お客さん:ご飯を自分でつぐっていうのが楽しいから。

大好評!

柳瀬社長:米は自社で作っています。五つ星マイスターのお米ソムリエさんと共同開発させて頂いて…

柳瀬社長:北海道の大粒で水分量が倍のお米と、岐阜県の小粒ですけど甘味濃度が高い、そのお米をブレンドした「よいち米」を作ってます。

こだわりの自社生産のお米を、お客さんひとりひとりに、釜で炊く。それを目の前にまで持ってきてくれるから、炊きたての一番美味しい状態で味わえる。だからおいしい!

一合炊き一釜で、594円、ですが、みなさん、頼んでます!しかし、みんながこんなに米ばっかり頼んで、本当に儲かるんですか?柳瀬社長??

柳瀬社長: 大体30%だったお米の出数が、今現状80%。
スタッフ:80%!?ほとんど頼んでるんですか?
柳瀬社長:ほとんどの人がお米を頼んでいます。

そう。米のオーダーが増えれば、米を美味しく食べるためのおかず、つまりお肉の注文もまた、どんどん増える!

しかも柳瀬社長、お肉の方も、さらにライスが食べたくなるように…

あえて、脂の多めなカルビを八丁味噌と合わせて濃いめの味に仕上げた、その名も「白米専用カルビ」とか…

ニンニク塩だれをググっと濃厚にした牛タン!などなどをご用意。結果、さらなるライスが注文され…とまさにこれは無限ループ!!
そして、当然その結果…

柳瀬社長:客単価が上がりました。
スタッフ:客単価が!
柳瀬社長:前菜から締めまで8~10品くらい、前は5品くらいですかね。

狙いは大当たり、お客さん一人の売上げ、客単価があがって、見事、坪月商50万円を実現したんだとか!

柳瀬社長:がっちり!です。

さて、こちらの「肉のよいち」、お店のウリを「ご飯」にしたことで、もう一つ、売上げアップのチャンスが増えたのだという。

柳瀬社長: ランチも売上げが倍増しました。普通は夜の導線のために、ランチをやるお店が多いんですけど、うちはランチもメインで。

ご飯が美味いお店ということは当然、お昼のランチ定食は、リーズナブルにそれが味わえる大チャンス。ということで、お客さんが殺到。

お昼のランチ、1250円が、バンバン売れるんです!お昼も夜も、売れまくる。そりゃあ坪月商50万円も納得です!それにしても柳瀬社長、なんでこのご飯をメインにする形を思いついたんですか?

柳瀬社長:最初はセルフ焼肉。全て飲み放題、お肉も取りに来ていただく。

そう、最初にお店を始めた頃は、いい肉をコスパ良く提供するビュッフェスタイルのお店でした。ところが、同じような対抗店が多く…

柳瀬社長:大失敗で。1億円の赤字で…もう終わったと思いました。

ただ、その中で「お米は美味しい」というお客さんの声があって、柳瀬社長!思い切って方向転換!

他にはない焼肉店を始めたことで、「肉のよいち」は、開店から5年で24店舗に拡大というからスゴい!

「肉のよいち」は…米をメインにして…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:ブレンドするの難しくなかったですか?
柳瀬社長:100パターンくらい食べました。
加藤さん:やっぱりそうですよね。それで一番、焼肉に合う米にしたってことですね。
柳瀬社長:そうですね。

加藤さん:早速、頂きましょう!あ…結構甘め強めですね。
柳瀬社長:お肉に負けないお米を作りました。

はるな愛さん:もうこれ、ごはんがとまらないやつです!
加藤さん:これは、マリアージュっていうんですか!うまいわ!
通山編集長:ランチ売上げで200万円売るので。
加藤さん:スゴいな。

通山編集長:ランチがスゴく売れるので、柳瀬さんの会社は「昼だけうなぎ屋」という…

通山編集長:うな重の店もやってるんですよ。
加藤さん:スゴいな。それは、うな重に合う米に変えてるんですか?

柳瀬社長:そうです。専用米に変えてます。
加藤さん:どうですか?評判のほうは?
柳瀬社長:坪月収40万円です。
加藤さん:米にあまり着眼してなかったというか。
通山編集長:スゴく盲点になってると思うんですよね。

行列ができる京都の餃子店!その奥にあったのは…まさかのアレ!相性抜群の組み合わせで客単価アップってどういうこと!?

月刊食堂、通山編集長が教える
「坪月商30万円越えの大繁盛店」

通山編集長:「京都」「国民食」「大人気スポット」、この最強の3つを組み合わせて大ヒットしてる店があるんですよね。

そのお店は、京都の祇園四条駅のすぐ近くにある、とのことで行ってみると…

スタッフ: スゴい並んでる。ここですね!「夷川餃子なかじま」

パッと見はわりと普通の中華料理屋さんですが、お昼すぎの時間帯で店の前には行列が。中には、海外からのお客さんまで。お店の中を見てみると…

やっぱり満席!みなさん食べているのは…

餃子ランチ1000円や、チャーハンなどなど、確かに美味しそうではあるけれど、いわゆる普通の町中華な感じですが、そんなに儲かってるんでしょうか…社長の坂田哲也さん!早速ですが、坪月商を教えて下さい!

坂田社長:15坪になります。
スタッフ:月商は?
坂田社長:750万円です。
スタッフ:坪月商は…?

坂田社長:50万円になります。がっちり!です。

こちら、ランチ時間に加えて、夜の5時から11時までの営業で、終日お客さんが殺到し、怪物級の坪月商、50万円!坂田社長!一体、なぜそんなに儲かるんですか??

坂田社長:このお店の奥に独自のものがあります。おそらく世界初だと思います。

餃子屋さんの奥に世界初のあるもの!?それは見せてもらわねば、ということで、

奥の…

坂田社長:もっと奥です!

奥の…

坂田社長:もっと奥です!
スタッフ:トイレも超えましたよ?
坂田社長:はい!

さらに奥にすすむと…

坂田社長:こちらになります。
スタッフ:サウナ?風呂?
坂田社長:餃子屋さんの中にサウナをくっつけました。僕たちがサウナが好きだっただけですけど。

なんと!餃子屋の奥が…サウナ!!

確かに入り口には、ぎょうざ湯とかサウナと書いてある!

そう、こちらの「夷川餃子なかじま」では、もちろん、餃子や中華を食べるだけ!サウナに入るだけ!も可能なんですが、

サウナに入り、その後お店でビールに餃子、という使い方ができる、
サウナ付き餃子屋さんなんです!

こちら80分の完全貸切。2人で7700円なんですが、とにかく大人気!

坂田社長:通常に比べると高いかもしれないんですが、クオリティーをかなり高く作っておりますので。

坂田社長:地下水をくみあげた水風呂

坂田社長:こちらは露天風呂。予約が3ヵ月先まで埋まってることがあります。

実際にサウナ終わりで、中華を食べてるお客さんに聞いてみると…

お客さん:めちゃくちゃ気持ちよかったです。中も、とてもキレイで清潔感あって。
お客さん:最高でした。ちょっとびっくりしました。

そして、このサウナと餃子の直結によって、坪月商にも劇的な効果が!

坂田社長:サウナの後って、お腹が減るので。多い方は4人で3万円ほど使って帰られる方もおれます。

サウナのお客さんはもちろん、ほぼ100%餃子屋さんにご来店。すると…

お客さん:こんなおいしいビールはないと思います
お客さん:3日間飯食ってなかったんじゃないかくらい食いたい!って思いにかられるんで。

ですよね。ビールも餃子も、なぜかいつもよりたくさんいっちゃう!というお客さんが続出。結果、もともと普通の餃子屋さんに、サウナをつけたあとは、中華料理の売上げだけで…

坂田社長:最終的に売上げが1.5倍ほどになりました。

スゴい!

坂田社長:今、京都中心でやってるんですけど、他県でも出さないかっていうお声がけはいただいております。

これはまだまだ伸びそうだ!…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:餃子屋さんの奥に、サウナがあるとは。なんで作れたんですか?
通山編集長:京都は、ウナギの寝床みたいな。
加藤さん:縦長なんだ。デッドスペースにしてるなら何か作ったほうがいいってことですね。
はるな愛さん:物件の許可は、どうしてるんですか?飲食とどういう許可になるんですか?あんな物件ないでしょ?
坂田社長:私、本業は不動産業なんですけど。
はるな愛さん:じゃあ、地下の湧き水は、井戸水みたいのがついてた物件なんですか?
坂田社長:いや。掘りました。
はるな愛さん:自分が好きなものを並べるってとこから、こんな売上げにつながると思わなかった。
加藤さん:今、飲食店でも、少ない人数でも熱狂的なファンをどう作るかだよ。
通山編集長:コロナが終わって、来店回数自体は減っているので、おっしゃる通り、強烈なファンを作らないと、飲食店での生き残りが難しくなってきます。
加藤さん:みんなに向けていくとその分、分散しちゃうんでしょうね。
通山編集長:薄くなっちゃうんですよ。

大阪で発見!裏路地に坪月商80万円超えのモンスター店が!!仕組み満載の入り口を通山編集長が解説!

続いての繁盛店を求めて、やってきたのは、大阪梅田。
すると、この男がやってきた!

通山編集長:こんにちは。来ちゃいました。

このお店に関してはどうしても自分で説明したい、と、わざわざ大阪までやってきた通山編集長。

通山編集長:「肉料理PINE」さんというお店がありまして、大繁盛店があるので。

これは期待できそうだ!通山さんについていくと、大阪梅田の駅前から、商店街を抜け、夜の繁華街を通って、そして…

通山編集長:この路地です。
スタッフ: ここですか!?
通山編集長:裏路地の裏路地です。
スタッフ:絶対気づかなくないですか?

こんな裏路地に、どんな繁盛店が隠れてるのか?

通山編集長:こちらです。「肉料理PINE」さんです。肉料理が売りではあるんですけど、収益を支えているのはそれじゃないんです。
スタッフ:これ入口が…?

通山編集長:実は入り口こちらなんです。

なんだか随分と小さい入口から中に入ると…どうやら立ち飲み屋さんのようですが、ぎゅうぎゅうのお客さんで大賑わい!みなさん、お肉料理やお酒を楽しんでいるようです。早速、オーナーの松下聖輝さんに、聞いてみましょう。

松下さん:6坪です。
スタッフ:月商は…?
松下さん:520万円。
スタッフ:となると坪月商は…?
松下さん:82万円とかそのあたり…

通山編集長:86万ですね。厳密にいうと86万6000円です。

なんと!坪月商30万円で繁盛店、50万円なら怪物店と言われる中、驚異の坪月商86万円!

通山編集長:70万円超えると、もう神の領域です!
松下さん:そんなことはないですけど…
通山編集長:本当に頑張って営業して、出せるギリギリのラインが70万円くらい。仕組みがないと70万円は超えてこない。
スタッフ: ここではそういう仕組みが…?
通山編集長:仕組み満載ですよ。

なかでも秀逸なしくみがお店の…ん?外??

通山編集長:お店のファサードがポイントです。
スタッフ:ファサード?
通山編集長:ファサードって、お店の外観、真正面「フェイス」のことです。

なんでも、お店の顔である、「ファザード」がスゴいらしい。

通山編集長:これは「ファサード」の見本といってもいい。
スタッフ:見本?

通山編集長:一番大事なのが、この松の盆栽。足止めは記憶止めって、我々、読んでまして、これ何だろう?とお客さん立ち止まりますよね。立ち止まると頭の記憶に残りやすいって言われてるんですよ。


確かに、お店の前のこの盆栽は、かなり気になる!だから、足を止める!飲食店にとっては、この足を止めてもらうというのが、何より大事らしい!

通山編集長:かに道楽のカニとか、ラーメン屋であがったりさがったりするオブジェとか。ああいうものでもいいです。

さらに!小さな入り口にも意味がある!

お客さん:頭ぶつけました。びっくりしましたでも隠れ家感あって、かっこいいっす。
お客さん:めちゃくちゃオシャレで、最初どこ入口かわからなかった。

入口をくぐるという特別な体験が記憶に残るから、またこの店をリピートしたくなる。

もちろん、一旦入っちゃえば、なかなか出なくなる効果も!

さらに、下に入口がある分、上半分は、完全なガラス張りになる。

ということは、お店の中が見やすいから、安心して、お店に入りやすい!そしてもちろん、このファサード全体の独特なデザインは、SNSでも拡散して…

お客さん:インスタ見て知りました。

お店のPRにもバツグンの効果というから、スゴい!結果、お店には、お客さんがあふれて…

松下さん:週末多いときては、1日100名以上いらっしゃってますね。
お客さん:大阪で一番流行ってる?
お客さん:満席で入れへんこと多くて。

そして、「肉料理PINE」の坪月商アップのポイント
2つ目は…

「ドリンク」

中に入ると、こだわりのジンが30種類以上!

創業134年の酒蔵が作る日本酒ベースのジンや…

変わった見た目のイタリア産ジンなど、オーナーの松下さんこだわりの品揃え!これがどんどん売れていく!

お客さん:ここジンを推してるんで、ジンをこの値段で飲ませてくれるのはない。
スタッフ:ちなみに今どれくらい飲みました?
お客さん:今日ですか?今日まだ…4杯くらいですかね。
スタッフ:4杯?結構いってますね。
お客さん:いつも大体10杯くらい。

そして、坪月商アップ、3つめのポイントは…

メニュー構成!

店員さん:3名さんハート刺しました!あん肝2!牡蠣1!

新鮮な牛肉を使ったハート刺しや…

和牛とあん肝炙りしゃぶポン酢など、手の込んでそうな肉料理がバンバン出てますが…

よくみると、作ってるのは松下さん一人。なぜこれだけのメニューを一人でつくれるのかというと…

松下さん:和牛牛すじ煮込みと厚揚げという商品と…

松下さん:和牛ユッケちりめん山椒と黄卵ソース…

松下さん:山椒の風味なのか生姜の風味なのかで全く別の料理にしてます!
通山編集長:同じタレで30種類ぐらいの味を作ってるんですよね?
松下さん:そうですね。
スタッフ:30種類も作ってるんですか?

さらには、凝ったように見えても手数が少なく作れる料理を中心にメニューに入れてるんだそう!

6坪に色々工夫を詰め込んで…がっちり!

▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:スゴい店だね。色々な工夫があるし、相当賢い!

通山編集長:もうひとつポイントがあって、右が入口で、左が暖簾なんです。普通、入口のところに暖簾がありますよね。これなんで、こうやってるかわかります?
加藤さん:暖簾を触られたくないんじゃないの?
通山編集長:そんなことじゃないです。これ、初来店のお客さんか、再来店のお客さんかを見分けるためなんです。

通山編集長:お店に来たことがある人は右が入口って知ってるので、右から入ってくるじゃないですか。
加藤さん:暖簾に手をかけた人は、初めての人だと。新規のお客さんだから一から説明しようみたいなね。その時点でわかるんだ。
通山編集長:入ってくるお客さんがどういう属性のお客さんか、前もって知識があるというのは強いですよね。
加藤さん:勉強になりました。

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