展示会で発見!未来の儲かる原石!①高さ3mから落としても生タマゴが割れない発泡スチロール!?②農家さんを助けるユニークな農機具「アグリ下駄」「枝バウアー」って何!?③木材を傷めずにカビや汚れを落とす謎のスプレー登場!
今回のがっちりマンデーは…
帰って参りました!
「東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石第7弾!」
東京ビッグサイト、そこは…
連日、ありとあらゆる業界の
最新ビジネスがいち早く発表される
展示会の聖地!
当番組では、7年前からこの場所をウロウロ…
将来儲かりそうな原石を、
ガンガンガンガン発掘してきたんですが…
ここ2年間はコロナ禍とあって、
展示会そのものが激減していたのです。
しかし!
最近ようやく、展示会復活の噂が。
ということで、行ってみると…
大盛況!
そしてもちろん、ありました!
これからグイグイきそうな、儲かる原石が!
今回も、キラリと光る業界のニュースターが
続々、飛び出します!
※以下、9月18日放送の書き起こしです。
高さ3mから落としても生タマゴが割れない発泡スチロール!?
「東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石」
まず、はじめは…
「日本の食品輸出EXPO JFEX2022」
こちらは、海外に輸出をしたい、日本の食品メーカー、そして、日本に輸入をしたい海外メーカーが出展する、最新の食品展示会!
スタッフは儲かる原石を求めて、 会場で聞き込み調査!
すると…
自治体職員:発泡スチロールショック吸収機能を持たせたモノを扱っているブースがありました。
食べ物や飲み物ではなく、発泡スチロール?
ということで、教えてもらった場所に行くと…
おっと!来場客でにぎわうブースが!
こちらの「トーホー工業株式会社」は、発泡スチロール製容器のメーカー。
そして、今回イチオシの発泡スチロール容器について、「トーホー工業」の新田広宣さんに話を聞くと…
新田さん:生タマゴを割れないようにしたい。これだと1.5mから落としても、中のタマゴは大丈夫。
そうなんです!生タマゴを入れたまま落としても割れない、生タマゴ輸送用、発泡スチロール容器!でも、本当なのでしょうか?
スタッフ:大丈夫ですか?
新田さん:大丈夫です!
スタッフ:割れないですよね?
新田さん:割れないです…
…若干怪しいけど、ちょっと気になる!ということで後日…
スタッフは「トーホー工業」がある、大阪府八尾市へ!
早速、1.5mの高さから落としても、生タマゴが割れないのか、実験させて頂くことに!
左側は、旧型タイプ、右側は最新容器。さほど違いはないような…
まずは、旧型タイプ。タマゴを30個詰め、輸送する時と同じように、しっかりフタを閉めます。
そして、それを1.5mの高さから番組AD石河ちゃんが落とします!
どうぞ!
AD石河:いきます!
結構、衝撃ありそうだったけど…結果は…?
1、 2…
3個も、殻が割れちゃった。
それは、そうですよねぇ…
では、いよいよ、最新、殻が割れない発泡スチロール容器!本当に1つも割れないのでしょうか?実験の前に、最新容器の開発者、吉岡正人さんに話を伺いました。
吉岡さん:あの…想定された使い方であれば、割れにくい…
スタッフ:大丈夫ですか?
吉岡さん:大丈夫です。
若干弱気な吉岡さんに、展示会担当、新田さんが助け舟。
新田さん:心配してるの?
吉岡さん:使い方によっては、という所を補足させてもらいました。
新田さん:大丈夫です!!
スタッフ:若干、温度差があるんですが?
新田さん:ない!ない!ないです!
やたら自信たっぷりの新田さんですが…
とにかく、やってみましょう!
AD石河:いきます!
これも、かなりの衝撃…!果たして…
吉岡さん:割れてないです!
そう生タマゴ30個、ひとつも割れてない!では、これはどうなるでしょうか…?
高さ2mからの落下!
AD石河:いきます!
社員の方が思わず「アッ!」って言っちゃったけど…その結果は…
吉岡さん:割れてないです!
2mから落下させても、生タマゴは割れなかった!これはスゴい!でも、なんでこの容器だと、大丈夫なんですか?
吉岡さん:横の所に突起が4ヵ所出ています。
実は、この容器、タマゴが入る部分の横の部分に、小さな突起がポツッと付いています。
わかりますか?ほら、4つ。これがあると…
吉岡さん:タマゴが中で遊んでしまう、ガタガタしてしまうと、それだけ割れるリスクが高まるので、横側に突起を付けてます。
そう、旧型タイプは、タマゴの大きさが微妙に違っていても、どれでも入るように、穴が少し大きめに設計されていました。
なので、タマゴが揺れてグラグラしやすく…
結果、割れてしまう。
そこで新型容器は、サイドの柔らかい突起で、タマゴをやさしく支えることで、割れを防いでくれるんです。技術開発部の小田徹さんにも話を伺いました。
小田さん:発泡スチロール自体が柔らかいので、バランスのいい所で上手くたわみ、クッションの役目をしてくれてます。
さらに穴の底には、もう一段深い、小さな穴が付いていて…
落した時に、一番衝撃を受けるタマゴの底が、容器に当たらない設計になっています。しかし!ここで番組ディレクターが、ちょうどイイものを見つけてしまった!
スタッフ:ちょうどいい高さが…
吉岡さん:あぁ…
工場内で、高さ3.5mから落下させる事を急遽提案!果たして、3.5mから落下させても生タマゴは無事なのでしょうか…?
AD石河:いきます!
果たして…
30個全部、殻が割れてない!お見事です!
発泡スチロールで…がっちり!
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:これは、スゴいね!単純にあの突起の部分と空間を持たせたってことですよね。
と、ここで、クイズ!
これは、何を入れるための 発泡スチロール容器でしょうか?
進藤さん:クッションになってます。食べ物の容器になります。
平野ノラさん:パイナップルですか?
進藤さん:違います。
加藤さん:アスパラガス??
進藤さん:正解です!アスパラガス専用の発泡スチロールです!
加藤さん:アスパラガスって、結構、繊細なんですね?
井林(トーホー工業)さん:穂先が折れると、スーパーでは売れないそうなんです。そこがロスになってしまうので。
加藤さん:容器も進化してるんですね。面白いね。
農家さんを助けるユニークな農機具「アグリ下駄」「枝バウアー」って何!?
「東京ビッグサイトの展示会で発見!未来の儲かる原石」
続いては…
7月20日から、22日まで開催!
「施設園芸、植物工場展2022」
園芸、ということで…
最新のビニールハウスや温室、そこで育てる最新の野菜など…これから農業を始めたい人や、もっと効率よく野菜を作って儲けたい農家さん達が、たくさん集まっています!そんな会場でスタッフは…
スタッフ:なんですかね?アレ…何か履いています。
社員さんが妙な履物をプレゼンしてるいます。でもそれが…
お客さん:スゴく使いやすいです!
お客さん:使いやすいと思いました。
おっと、農業関係の皆さんになぜか高評価。ちなみに、履物の名前は…ズバリ!
「アグリ下駄」
こちら作った、「タキゲン製造」の中村太一さんに話を伺いました。
中村さん:作業する農家の方は、台車を乗って、作業して、また次の木に移動するとき、台車ごと移動してって、やるのがスゴい手間なので、履いちゃえばいいんじゃない?ということです。
こちらの会社「タキゲン製造」さんは、「アグリ下駄」の他に…
「音符君」というものや…
「誘因クリップO次郎」など、なんだかよくわからないモノを作っています。でもそれが…
お客さん:イイですね。おいくらですか?
お客さん:絶対、イイね!
どれも、農業関係の方々には評判で、結構売れちゃっているらしい。でも、あんまり聞いた事のない、この「タキゲン製造」という会社…アイデア農業グッズをどうやって作っているのでしょうか。ということで、後日スタッフは、東京都心の品川区へ。
スタッフ:タキゲンありました。めちゃめちゃデカい!
そう、こちらが「タキゲン製造」の本社。意外と都心部にあって、しかも相当大きい!早速、「タキゲン製造」広報課の横尾朋子さんに話を伺いました。
スタッフ:儲かっている会社ですか?
横尾さん:そうかもしれません。
実はタキゲン製造は、明治43年創設の、老舗金物メーカーで、メインの商品が…
横尾さん:「タキゲン」で、一番売れている「A-140」という商品です。電気設備の扉に付けられるハンドルになります。
そう、配電盤の扉の、取っ手部分。
他にも自動販売機の扉の鍵の部分や…
どこかで見たことあるような、金属部品などをなんと8000点以上製造。年間売上げは…266億円!そして、農業には2009年から参入。一体、なぜ金物メーカーが農業に…?
横尾さん:実際に、農家さんに行き、「硬い」「使い難い」という話を聞きいて、「タキゲン」でも作れるのではないか?という所から始まりました。
そう、作れるモノは、どんどん作っちゃおう、というのが、「タキゲン製造」の社風。そして、どんどん作っちゃう人が本社の中の開発部にいるらしい…
こちら会社では、かなり偉い、常務の瀬川志朗さん。
デスクの横に、何やら部品がいっぱい。
瀬川さん:お客様がアバウトに、こういうものがほしいって言った時に、じゃあ、こういう形でいかがですか?という提案を我々は、するわけですよね。まずは、形を作っていくということですね。
実は瀬川さん、常務でありながら、現役バリバリの開発者。
現在、開発中なのは、 鍵のシリンダーに効率よくバネを入れるための機械の仕組み。
瀬川さん:即断実行!多少違ってもガンガンやるべきというのが、「タキゲン」の社風。
そして、その社風の元、次々に農業製品を作るのが、石原健さん。石原さんのイチオシは…
石原さん:「枝バウアー」です。
一体、どうやって使うものなのでしょうか?
実際に、「枝バウアー」を使う、宮城県の農家さんを訪ねることに…
デ・リーフデ北上の福島拓朗さんに話を伺いました。
福島さん:これです!
なるほど、これってつまり…
福島さん:枝が折れない用にするものです。
そう、野菜を育てる時、実の重さで、枝が折れちゃう事があるらしい。でも、「枝バウアー」を、枝分かれ部分に装着すれば…
枝折れに防止なるんです。さらに他にも…
ビニールハウスのビニールを括り付けたゴム状の物体を…放り投げて…
一人でビニールを張ることができるんです!
ポイ投げキャットと、ビニール張りマウスを製造。実際に使う農家の岡山博成さんによれば、「タキゲン製造」の製品は…
岡山さん:栽培者としては、作業1つ1つ、1秒スピードが上がるだけで、世界が変わります。
農家のお困りごとを、現地で営業マンが聞き取り…それを、即断実行!どんどん作っちゃう!
タキゲン製造は、ニッチな部品で…がっちり!
▼スタジオでお話を伺いました。
ここで、クイズ!これは、何を収穫するための道具でしょうか?
平野ノラさん:ブドウのヘタをとる??
進藤さん:ブドウじゃないです。
加藤さん:イチゴの収穫用??
進藤さん:違います。
森永さん:キュウリとか??
進藤さん:正解です。さすが森永さん!
進藤さん:指に装着して、刃を押し当てるだけで収穫作業が簡単にできるそうです。
加藤さん:ちなみに、社長これは、なんて名前ですか?
田中(タキゲン製造)社長:キュウリ茎カッターです。そのままです。
木材を傷めずにカビや汚れを落とす謎のスプレー!
続いては…
7月6日から、3日間開催!
「ライフスタイルWeek 夏」
文具から…
ファッション、美容まで、ライフスタイルに関わる9つのジャンルの総合展示会!スタッフは、520あるブースの中から…未来の儲かる原石のリサーチ!どの出展ブースも賑わっていて、興味をそそりますが…
文具・紙製品エリアで、なにやら、やたらに人が集まっているブースが。
ここにあったのは…
「貼り直せるスタンドPOP」
評判はというと…
お客さん:地味にスゴいです!
これは、写真や紙などが、破れずに、何度も貼って、剥がせるんです!
しかも、貼った側にノリも付かない、確かに地味でスゴい!でも、なんで何回も貼ったり剥せたりできるんですか?ナルシマの鳴島利恵さんに話を伺いました。
鳴島さん:ラインが入ってるんですけど。
スタッフ:本当だ。
鳴島さん:ドットだったり、ベタだったり、薄くしたり、色んな研究を重ねて…。
社員さん:あまり、仕組み明かしちゃうと…マズいです…
おっと!失礼致しました!
さらなる儲かる原石を探すべく、会場で聞き込み調査をしていると…何やら人気のブースがある、 との事で行ってみると…
スタッフ:たくさん集まっています!
会場で、ひときわ来場者の注目を集める「全榮」という会社のブースに到着。「全榮」の代表取締役、菊元栄治さんに話を伺いました。
菊元さん:木材に使えるカビ取り剤です。大体カビを取ろうとすると、木材が傷んでしまう。それを木材が傷まないようにするカビ取り剤です。
こちら、木材を傷めないカビ取り剤「モールドゼロ」1本、4180円!どれだけキレイになるのか、そのデモを見てみると…
全榮の人:雨ざらしになって、日焼けしたモノなんですね。ここに、「モールドゼロ」をかけさせていただきます!いきます!
全榮の人:かけるだけでいいです!途中から来た人、見てください!
全榮の人:before、after、こんな感じでキレイになりますよと。そして私がこれだけしゃべっている間に、皆さん、みてください。
全榮の人:キレイになってるんです!
あらま、本当だ!なぜか、ゴシゴシもしてないのに、どんどんどんどん、黒ずんだ木の表面が、キレイになっていきます!
お客さん:効果あるんだ!
お客さん:へえースゴい!
しかし、菊元社長いわく、「モールドゼロ」のスゴさは、実際の現場で見てもらったほうが、よりわかるという。
という事で、今回こちらの神社の…
築30年のおやしろを、「モールドゼロ」でキレイにするお仕事を、見せて頂くことに!生矢神社の宮司の大川正さんに話を伺いました。
大川さん:一般住宅でも30年経ったら、こんな感じになってくるんですよね。だから「モールドゼロ」で新しくして頂きたい。
早速、作業を開始!
「モールドゼロ」を、直接どんどん吹きかけていきます!とにかくひたすら、吹きかけて…
ただただ、水で洗い流す!作業にかかること1時間…
その仕上がりは…
おお!キレイになっています!
ひさしの部分は…こんな感じ。
正面の額の部分も…ご覧の通り!まるで新しい木のような仕上がりに。確かに、これはスゴい。ただ、なんでこんなにキレイになるのでしょうか。その秘密が全くわからない…
そのへんを探るべく、茨城県つくばみらい市にある、「モールドゼロ」製造工場へ。すると、そこで、木材がキレイになる秘密が明らかに!
スタッフ:なぜ、あれだけ、汚れが落ちるんですか?
菊元さん:そこは、企業秘密でございます。
ダメかぁ…と、ここで諦めきれないスタッフ。「モールドゼロ」のボトルの成分表示に、気になる記載を発見…
漂白のための次亜塩素酸ナトリウムに…界面活性剤…、そしておや?その他?…社長、この「その他」とは…?
スタッフ:一般の家庭にありますか?
菊元さん:ありますね。
スタッフ:水分ですよね?
菊元さん:はあ…
「その他」がやっぱり、重要ポイントらしい!
みなさんのご家庭にもきっとある、身近なアレが、「モールドゼロ」の秘密みたい!
実は菊元社長、元々は、大手半導体メーカーで働くサラリーマンでした。その後、建設会社を立ち上げたんですが、木材のカビや汚れにかなり困っていました。と、ここで…半導体メーカーで基盤に、はえるカビを取るため、特殊なカビ取りスプレーを使っていたのを思い出したんです!それをヒントに「モールドゼロ」を作ったら、まさかの大成功!というから、スゴい!
「モールドゼロ」で…がっちり!
▼スタジオでお話を伺いました。
加藤さん:これ逆に、古くするスプレーとかもできるんですか?
菊元社長:それも、当社の方にございます。
加藤さん:やっぱり、両方のニーズにちゃんと答えてるんだな。
(▼)『がっちりマンデー!!』『がっちりスクール!!』情報はコチラ
<各種公式SNS>
Twitter @gacchiri_m
Facebook @gacchiri
LINE ID gacchiri_monday
LINE QRコード
#儲かる #がっちりマンデー #がっちりスクール #日本の食品輸出EXPOJFEX2022 #トーホー工業 #発泡スチロール #施設園芸 、植物工場展2022 #アグリ下駄 #タキゲン製造 #枝バウアー #ライフスタイルWeek 夏 #モールドゼロ