儲かるイスを徹底リサーチ!増産中の大ヒット!赤ちゃんを寝かしつけられるビヨンビヨン跳ねるナゾの弾むイス!レーサー用のイスがバカ売れ!一体、なぜ?
今回のがっちりマンデー!は
がっちり!儲かる「イス」!
コロナ禍で巣ごもりが増え…
お仕事もテレワークが増え…
とにかく増えたのが、「座る」こと!
座るとなると当然、一番盛り上がるのは、イス業界!
新しいイス!
すごいイス!
まさかのイスが続々登場!
みなさんがっちり儲かってる!
座って納得、儲かるイスの世界にご案内します!
※以下、10月17日放送の書き起こしです。
スポーツカー用のシートメーカー「ブリッド」!ゲーミングチェアとして、家でも特大ヒットしていた!
儲かるイスを求めてやってきたのは、愛知県東海市にある…
「ブリッド」という会社。
一体、どんなイスを作っているのでしょうか?
高瀬嶺生社長、自らのお出迎え。
社長、イス、儲かってますか!?
高瀬社長:がっちり!ですね。結構、注文頂いていて、すぐ納品できない状態が続いてます。生産が間に合ってないです。
売れすぎて、うれしい悲鳴だという社長。一体、どんな儲かりイスを作ってるのでしょうか?
高瀬社長:eスポーツとか、ゲーミングチェアです。
ブリッドさんの儲かるイスは「ゲーミングチェア」!
今、流行りのeスポーツ用などで引っ張りだこなんですが、これが、快適に座ることができるということで、今、デスクワーク用としても売れまくってるんです!
こちらの「ユーロスター・ツー」などを始め、お値段10万円以上するにもかかわらず、年間1万脚も売れてるがっちりチェア!一体、どの辺がすごいのか、社長みずからプレゼン!
高瀬社長:違和感なく、座れてませんか?
スタッフ:座れてますね。あと、腰がぐっと抑えられてる。
高瀬社長:サイドサポートって言うんですけど、腰をしっかり保持するんです。腰の弱い方が座って絶賛です。
そう、とにかく体全体がすっぽり安定!背もたれは頭の上まであって…
腰の位置は横から、しっかりサポート。肩には、ほどよいクッションが!だから…
高瀬社長:長時間座っていても、疲れないんですよ。
でも、ブリッドさんは、どうしてそんなイスが作れるのでしょうか?そのヒミツは、工場をみればわかる、というので覗いてみると…
あれ、なんだかゲーミングチェアというよりは、車のシートみたいな形してるチェアが…社長、これは…?
高瀬社長:40年間レーシングシート一筋でやってきてるんですね。
実はブリッドはこれまで40年間、レース用自動車シートを作り続けてきた会社!なんとその国内シェアは8割!
レース用のシートは、長時間同じ姿勢で座り続けるもの。なので、ドライバーが少しでも疲れないように、日夜改良が繰り返されてきました。
そんなブリッドがそのノウハウを自動車以外にも活かそうと、4年前に誕生したのが、「ゲーミングチェア」。しかも…
高瀬社長:色んな自動車の競技の現場に我々が行って、「こうしてほしい」「ああしてほしい」と聞いて、日本人の体型を知り尽くしているわけです。
実際にブリッドのシートに座るレーサーの織戸学さんも…
織戸さん:日本人の体型に合わせて、非常にサポート性が良くて、剛性感がある。それがブリッドのいいところだと思います。あとは、ドライバーの意見を取り入れてくれて、常に進化しているところです。
そう、ブリッドは1万人を超える、日本のレーサーの要望や感想を聞き取り、体のライン、体形、腰の高さなど日本人が座りやすいシートに、こだわってきました。
だから、ゲーミングチェアも、日本人が座りやすいようにできてるんです!
そして、シートの元になるボディ作りもすごい!
ボディに被せるシートは、防弾チョッキに使われるアラミド繊維。
さらに、ガラス繊維と樹脂を混ぜた塗料を4回も塗りつけて固めることで、軽くて頑丈なシートになるという。
従業員さん:ミルフィーユみたいにやっていくんです。
スタッフ:4層仕立て?
従業員さん:そうです。その厚みで強度が変わってくるんです。
レースで試される厳しい自動車テストをクリアするため、とにかく頑丈に!ただ重くなってもダメ!
従業員さん:3層じゃ通らないんですよ。それで、4層になったんです。
高瀬社長:面倒な作り方を意識的にやってる。それが特徴なんです。これを真似するところは、無いです。真似しても、うまく回っていかない。
他がマネできないシート作り、純日本製にこだわっています!
従業員さん:海外のも使ってみたんですけど、全然ダメでした。良くないですね。
長年培ったメイドインジャパンのモノづくりで年商10億円のブリッド、これは今後もますます…
ブリッドは儲かるイスで、がっちり!
あのドトールコーヒーで大好評!カフェで背中にカバンが置けるイス!
続いてやってきたのは、東京都恵比寿にある…
「LABOT」という会社
なんだか趣のある一軒家…
お出迎えしてくれたのは、、ラボットの寄谷真二社長。
とってもオシャレで、なんだか、カフェのような素敵なオフィスですが…
それもそのはず!こちらの会社、5年前からカフェ用のイスを作ってがっちり!らしい。
寄谷社長:こちらが、我が社の儲かるイスになっています。
こちら、ラボットのイチオシのイス、一脚34430円!と、なかなかのお値段ですが、累計5000脚以上売れてる儲かりイス!
一見オシャレな普通のイスにか見えませんが、実はこれ、特に女性が大喜びの、ある「特徴」があるんです。
突然ですがここで、問題!
カフェで女性が喜ぶこちらのイス、一体、その「特徴」とはなんでしょうか?
正解は…
寄谷社長:荷物が背中に置けるイスになります。
スタッフ:あ!バッグって書いてある!
よく見ると背もたれと座る部分が少し離れています!
そう!こちら、荷物置きとイスが合体した、その名も「バッグインチェア」
寄谷社長:よく女性のお客様は、背中に荷物を置かれることが多くて、背中に荷物を置いて、通常のイスと変わらなく座れるイスを作れたら、皆さん喜ばれると思って作りました。
みなさん、カフェなどに行ったとき、荷物の置き場所に困ったこと、ありませんか?床に置いたり、背中の後ろに置いて座り心地が悪くなったり…
そんなお悩みを、バッグインチェアがすっきり解消!確かにこれなら、なんの問題もない!でも、作るのには一苦労でした!
寄谷社長:座った時に出来る、三角のデッドスペースを利用して、通常のイスとサイズが変わらないように、設計に時間がかかりました。
カバンは置きたい。でも、イスのサイズは大きくしたくない。そこで、元々の背もたれの位置を、後ろに14cmズラし…
背中と背もたれの間に、ちょうどよく、鞄が置けるスペースを作る事に成功!機能とデザインを損なわないイスを、2年半かけて完成させました!
寄谷社長:諦めずに頑張って作りました。
こうして誕生した、カフェ向け荷物置けるイスは、実際のお店でも好評!5年前からは、なんとあのドトールさんも導入し、大絶賛!実際に、ドトールコーヒーの藤原識衣さんに話を聞くと…
藤原さん:創業当時からイスへのこだわりは、常に念頭に置いて、設計しております。その中で、居心地を担保しつつ、席の効率化を兼ね備えた商品だなと感じまして、導入いたしました。
なんとドトールコーヒー八重洲ブックセンター店では、37脚ものバッグインチェアが使われているんです!
背もたれに傘がさせたり…
バーカウンターで使えたり…
ラウンジ用のバックインチェアもあったり、今後もどんどん活躍の場が増えそうです!
LABOTは、バックインチェアで、がっちり!
コクヨが作った1年で1万脚も売れた360度動くイス!
続いて、やってきたのは、東京都、品川にある…
「コクヨ」
お出迎えしてくれたのは、今イチオシの儲かるイスを開発したという木下洋二郎さん。
「コクヨ」といえば文房具、と思われがちですが、実はオフィス製品、机やイスでもトップメーカー!この分野だけでも年商は、1447億円!
中にはこんなイスも…
なんと国立競技場のイスもコクヨ製品なんです!
木下さん:今回、観客の方には、座っていただけなかったんですけど、担当者は、たぶん複雑だと思います。
まさに、日本が誇るイスのエキスパート、コクヨさんが、2017年に発売した大ヒット儲かりイスが…
木下さん:こちらになります。
スタッフ:見た目は普通のオフィスのイスの感じですけど。
木下さん:そうですね。
その名も「ing」
お値段は約10万円とちょっとお高めですが、これが昨年1万脚売れる大ヒット!一体何がすごいイスなのでしょうか?
試しに座ってみると…
木下さん:ちょっと動いてもらっていいですか?
スタッフ:あれ?なんだこの動き?
木下さん:横にも行きます。
スタッフ:スゴい!
木下さん:回してみてください。
なんと、座面が縦に横に360度、グイングインと動くイス!
でも、こんなにゆれちゃうと、オフィスのイスとしては不安定で、使いづらい気もしますが…
木下さん:どうしても座ってると、体って、固まっちゃうんです。その体を固まらない様にするのに、自由に動けるようにしています。骨盤をベースに背骨のS字は形成されるんですが、その骨盤の角度を座った人に、合わす事で、その人のS字がキレイになるということです。
普通のイスだと人それぞれのS字ラインが、イスで固定され変な姿勢になってしまう。
しかし、「ing」は、座面が自由に動くので骨盤が固定されず、前屈みになってる人も、後ろに重心を置いてる人も、その人のS字ラインを変えずにラクな姿勢で座ることができるんです!こうすることで、身体の負担を減らすサポートをしてくれてるんだとか。
ところで、この揺れるヒミツというのはどうなってるんですか?
木下さん:今までのイスって、基本的には、バネが入っているんですね。バネが入っていて、その反力で、戻ってくる。このイスはバネが無くて、ブランコの様に重力で動くようになってます。グラビティです。
そう、この「ing」、普通のイスであれば使うバネを、使っていないんです!
バネを使わず、支柱をこのようにブランコ型にすることで、器具の摩擦を生まず 重力の力だけでスムーズに動かせる仕組みになっているという!
こうして、完成した「ing」は、体を動かして運動にも使えると、コクヨが出す最近のイスの中では一番のヒット作に!
完全非公開ですが、年内には新作モデルも出す予定!絶対に見せない事を前提に座らせていただきました!
スタッフ:背もたれがしっかりしてる。勉強する子は、勉強するんじゃないんですか?
木下さん:シャキッとなるから?
スタッフ:シャキッとなる感じがしますね!
これは、かなりがっちり!な予感!
コクヨは、「ing」でがっちり!
増産中の大ヒット!ビヨンビヨン跳ねて、赤ちゃんを眠らせる魔法のイス!
続いてやってきたのは…
東京都八王子市にある、とある工場
お出迎えいただいたのは、AH Productsの原田暁社長。
スタッフ:こちらの場所は何なんですか?
原田社長:儲かるイスを作ってる工場です。
スタッフ:こちらでどのくらい作ってるんです?
原田社長:以前1000台作って、全部売れまして、これからまた1000台増産します。
現在あわてて増産中の儲かるイスとは?
原田社長:こちらになります。
スタッフ:「きのこの山」みたいな。なんの変哲も無いイスに見えますけど。
その名も「ララコチェア」1脚54780円!
ちょっとお高く感じますが、もちろんそれにはわけがあるんです!
原田社長:実は、この中に仕掛けがあるんです。見た目、何にもない、普通のイスです。ここで問題です。一見、普通のイスですが、ある特技があります。それは一体、なんでしょうか?
スタッフ:ヒントは?
原田社長:実は赤ちゃんに関係があるんです。
正解は…
あれ、なんだか弾んでますね!これは一体?
原田社長:赤ちゃんを眠らすことが出来る「ララコチェア」でがっちり!
え!?イスで赤ちゃんを眠らせる?社長、どういうことなんですか?
原田社長:縦の浮遊する揺れが赤ちゃんの寝かしつけに効果的と分かったんです。
なんでもこの「揺れ」で赤ちゃんが寝る、らしい。でも、ちょっと信じがたいので…
実際に「ララコチェア」を使ってる中島さんのお宅に。
中島さん:前まで寝なかったのが、スッと寝てくれるようになりました。
早速ですが、生後8ヶ月の瑠璃ちゃんを、寝かしつけてもらうことに。
今のところ、お目々パッチリの瑠璃ちゃん。ゆらゆらゆら…すると、3分後‥
あれ〜?本当に寝ちゃった!
こんなすごいイスどうやって閃いたんですか?
原田社長:自分の子供が生まして、本当にあやすのが大変だったんです。ある時、膝の上で抱っこして、バスに乗ってたら、簡単に寝たんです。
確かにバスや電車の、ガタンゴトンって揺れって、大人でも眠くなっちゃいますよね!
これはイケる!と思った原田社長、なんと副業で開発をスタート!でも、開発は大変だった!
原田社長:心地良いバネの揺れと、転倒しない仕組み。
そう難しかったのがバネの揺れ人が転倒しないようにまっすぐ上下に揺らす事。実際にどうやって解決したのでしょうか?工場で見せてもらいました。
原田社長:この微妙な隙間がミソなんです。
軸棒と座面の間の隙間…
原田社長:中心に真っすぐ、押し込まないと、動きが悪くなってしまう。
まっすぐだと快適にバウンドしますが…ちょっと傾けると摩擦で動かなくなっちゃう!この特性のおかげで姿勢正しく、運動できると、最近では老人ホームにも売れ出してしまったとか!
まずは、はじめに1000脚作りましたが、がっちりヒットでさらに1000脚増産中!
赤ちゃんを寝かしつけられるイスでがっちり!
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