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UE5ぷちコン映像編5th に参加しました

こんにちは。GACCHIです。
今回は、専門の後輩たちと一緒にUE5ぷちコンの映像編に参加したので、その感想を残そうと思います。



1. ストーリー決め


今回のテーマは「脱出」でした。30−60秒で、「脱出する理由」「脱出する手段」「脱出できたことがわかる」描写を入れなくてはいけないので、なかなか難しいなと思いつつ、世に多くある作品テーマでもあるので頑張ってみようと思いました。

大まかな要素出しをしたあと、chatGPTにシナリオの整形とコンセプトの作成をしてもらいました。ある程度良い2つに絞れたのでメンバーを集めどちらをやりたいか聞き、ロボットが出てくる方に決まりました。

GPTのDALL·Eにシナリオとある程度の要件を食わせて出したものを参考に設定画を作成しました

2. レイアウト


UEにて、プロジェクトを立ち上げ、プリミティブを使ったレイアウトの作成を行いました。

プリミティブボックスを使った背景レイアウト


モデリングツールを使用したレイアウト用のコントロールリグ

3. モデリング


UEで作成したサイズガイドをFBXに書き出して、Mayaでモデリングしていきます。

ロボットのモデリングは後輩のBilly Boyさんにお願いしました。

主人公のモデリングは自分がやりました。 髪はHairGroomで作成しました。
blenderMarcketで買ったパーティクルヘアのアセットを参考に作業しました。

ラフ→本モデリング→インポート

4. リギング

いち早くアニメーション工程に持っていきたいので凝らずに、最低限、と自制しながら作成しました。


5. アニメーション・エフェクト

各カットのレイアウトをFBXで書き出し、骨の位置にmGearリグをコンストレインしてベイクするスクリプトを組んで、シーンに置き換えました。

レイアウト

アニメーションは後輩のじゃ太さんにお願いしました。

リファレンス差し替え
UEインポート

エフェクトは後輩のたつさんが作成してくれました。
Niagara Fluidを使用して作成してくれました。

天井や壁に沿って煙が充満しています

まとめ

UE5ぷちコンは、Unreal Engine 5 の学習用ミニコンテストであると公式にあったので、それに則ってUE5の使ったことのない機能を試しながら作品を作ることができて満足です。

過去制作と同じアプローチで生産的に映像を作るよりもクオリティが落ちましたが、次に繋げられるような検証が複数できたのでとても良い制作経験になったと思います。

突然の勧誘でも付き合ってくれた3人の後輩にも感謝です。

最後に完成作品を下に貼ります。ご興味のある方はどうぞ。


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リギングのチュートリアルを公開しました!

https://youtu.be/ZXapm9vqdXQ?si=Wyuc1yDCxb5hrwUb


葬送のフリーレンのファンムービー企画にて、フリーレンのリギングと
一部アニメーションを担当しました!

https://youtu.be/Z3eE2i9PfPA?si=HgjjzpYMY_KlMbq9

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