トレーニングに楽しみの段階を作る
昨日、師と仰いでる人と会ってお話をさせていただきました。
4月からの指導の現場の話を提案していただいたわけですが・・・
それ以上に印象深かった話をシェアします。
提案してもらった話がスクール事業で、
「どうやってスクール生を増やすか」というところ。
経営者視点での話です。
とにかくサッカーをすることが楽しいことだと
思ってもらうことがスタートだよと
で、どうやって指導者はどのように楽しませますかと。
そこをわかる必要があるというんです。
ここまでは十分私も理解しているつもりです。
その次に出てきたのが「学び」というワードでした。
人間「学ぶこと」=「楽しいこと」
という構造を持っているというんです。
いろんなことに例えながら話してくれました。
知らなかったことを知る
できなかったことができるようになる
この楽しさというのはどこのステージでも変わらない
目の前にいる子がどのくらいのレベルで
どんなメニューを設定してあげて、
成功と失敗の均衡を取りながら、
時には言葉の言い回しで楽しませてあげたら、
子供達は離れないよ
これは普及でも強化でも変わらないと。
苦しくてもうまくなる練習をしてれば良いという話じゃないよ
って言うんです。
もっというなら、指導者というステージでも同じだと。
指導者として
どうやったら子供達にとって学びになるのかとか
もっといいメニューは?
もっとどういう視点を持つ?
っていう風に楽しみを提供してあげないと
指導続けたいって思わないよねって
普通のことかもしれないんです。
冷静にこの文章を見ている人にとって。
ただ、その人の頭の中はめちゃくちゃ整理されていて、、、
現実、その人の下で指導がしたいという人が多いんです。
メディアに出るような人ではないですが、
サッカー指導現場に立っている人なら
知り合いの知り合いくらいには必ずたどり着くくらい
育成のスペシャリストです。
結果も出してるから尚更すごいんです。
評論家ではなく、現場の人のリアルな話でした。