3月15日は「靴」の日

ぼくは靴を履かない。

広い意味で言えば靴なのだが、サンダルしか履かない。バイクに乗るときも、海外に旅に出るときも、基本はサンダルである。足は臭くないほう(と信じている)が、ムレるのが極端に嫌いなことがひとつ。たくさんの靴を所有するのが嫌なのがひとつ。靴下すら所有しなくてよくなることがひとつ。靴よりも圧倒的に安いことがひとつ。雨が降ったとき濡れるのを気にするのが嫌なのがひとつ。旅先でシャワーを浴びるとき裸足になるのが嫌なのがひとつ。あとなんだろう。そこに海があるとき飛び込めないのが嫌なのがひとつ。

冬は少し冷えるけど、歩いていたら足はあったまる。さすがに、雪国に行くときや、本格的な登山の場合、あと得意先に打ち合わせに行くときは靴を履くが、基本的にはサンダルでいたいと思っている。会社員時代は得意先に行くことが多すぎて、サンダルで通勤こそすれど、すぐ靴に履き替えなければならなかったが、フリーランスになって履きやすくなった。ぼくにとってことのほか嬉しくて、大切なポリシーだったのだと思い直した。

たくさんのサンダルを履いてきたが、ベストはギョサン。いわゆるトイレのサンダルだ。800円ぐらいにも関わらず、圧倒的に丈夫でカラバリも豊富。イエローを履いているのだが、そんなにダサく見えない。もう一足、ハワイで買ったアイランドスリッパーがある。ハワイを履いている気分になれて、足どりがアロハになれるお気に入りだ。その一歩を何で踏んでいくのか、高い靴を履く必要は全くないと思うが心地いい靴を履きたいものだ。

日本靴連盟が1932年に制定。明治3年(1870年)旧暦3月15日、西村勝三が築地に日本初の西洋靴の工場「伊勢勝造靴場」を開設しという。

3月15日は「靴」の日

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