世界最大の半導体製造装置メーカー AMATの決算について

Applied Materials {AMAT}

-世界最大の半導体製造装置メーカー。売上高構成比率では半導体製造装置が60%、OLED・ディスプレイ関連が10%、Applied Global Serviceが25%。

-2017年ぶりにインベスターディを開催。24/10期にかけての中期経営計画を発表。

-FY20 – 24のWFE支出を年間平均+8-9%で成長すると想定。

-24/10期売上高ガイダンス:$26.7bil(下限23.4bil、上限$31.0bil)

-半導体製造装置:$18.4bil(下限$16.2bil、上限$21.7bil)

-Applied Global Service:$6.1bil(下限$5.6bil、上限$6.7bil)

-ディスプレイ関連:$2.2bil(下限$1.6bil、上限$2.7bil)

-EPSガイダンス:$8.50

-粗利益率:45.1%(20/10期)→ 48.5%

-各主要製品の半導体搭載金額見通し(2015 → 2020 → 2025予)

-ハイエンドスマホ:$100 → $170 → $275

- 自動車:$310 → $460 → $690
- データセンター:$1,620 → $2,810 → $5,600

-スマートホーム:$2 → $4 → $9

-ガイダンスが保守的な印象。現地セルサイドでは24/10期にかけて$8.50 - $10.50のレンジ内で達成可能との意見が散見された中で、利益確定売りに押された模様。

-今後は、5/5にメモリー事業、6/16にロジック事業、2021年下半期に特殊半導体、異種設計・先端パッケージング、検査・プロセスコントロールに関連するInvestor Dayを開催予定。

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