4月6日 好決算銘柄 ILMN SGH
Illumina {ILMN}
-遺伝的変異や遺伝子機能の大規模解析を行うためのシーケンサー(遺伝子配列解析)で世界最大シェアを有する。
-売上高構成比率では、使い切りのシーケンスキット(Consumables)が71%、次世代シーケンサー(NGS)が13%、その他サービスが16%。
-4/5引け後に1Q暫定決算を発表(本決算の発表は4/27引け後)。
-21/12期1Q暫定売上高はYoY+26%、$1.085bil(予想$924.6mil)コンセンサスを大幅に上振れ。会社の従来ガイダンスはYoY+7-9%。
-使い切りシーケンスキットの売上高がYoY+25%、大半の個客におけるクリニックでの検査活動がCOVID-19前の水準まで回復していると述べている。
-次世代シーケンサー(NGS)の売上はYoY+120%。ミッドスループット(Mid-Throughput)製品売上は四半期ベースで過去最高。
-COVID-19の検出と分析用途で創出された売上は、Consumablesが$25mil、シーケンサーが$35mil。
-21/12期通期売上高ガイダンスをYoY+17-20% → YoY+25-28%に上方修正。
-Grailの買収においては、公正取引委員会(FTC)が癌検査分野で独占的な立ち位置が確立されることに懸念し買収に否定的な見解を示している。
Smart Global Holdings {SGH}
-特殊メモリーモジュール(DRAM / NANDモジュール)をPC、ノートブック、サーバー向けに提供。ブラジルでのDRAMモジュールメーカーとしては最大手であり、ブラジルでの売上が約34%を占める。
-主要顧客はサムスン電子(17%)、Nutanix(11%)、Cisco Systems(11%)、Lenovo(13%)、Dell(10%)など。
-Cree (CREE) よりLED事業を2020/10月に買収。
-21/8期2Q売上高$304mil(予想$295.6mil)コンセンサス上振れ、上限予想$297.5milを上振れ。
-調整済みEBITDA $31.0mil(予想$29.7mil)コンセンサス上振れ、上限予想$31.7milは下振れ。
-HPC、エンベデッドコンピューティング、エッジコンピューティング、AI向けの引き合いが強い。特にクラウド、金融サービス、政府、通信、エネルギー顧客向けでの需要が旺盛。
-2021年下半期にエッジ/AIアナリティクス製品のローンチを予定。主に軍事、小売、輸送、5G用途に使われる見込み。
-3Qガイダンスは売上高$400mil - $430mil(予想$314mil)コンセンサス上振れ、上限予想$323milを大幅に上振れ。