テラドックヘルス(TDOC)について
Teladoc {TDOC}
- 米国最大手の遠隔医療サービスプロバイダー。
- 同社が提供する遠隔医療プラットフォームは24時間7日間いつでも使えるよう整備されており、2020年春時点では175ヵ国で事業を展開。海外では主にスペイン、カナダ、中国、フランスなどが主。
- 遠隔医療の用途は主に緊急性を有しない(Non-Urgent)病状から緊急性を有する癌・心臓病など幅広く対応している。TDOCのサービスで対応できる病状の総数は約450種。
- 契約している顧客は大企業や保険会社が大半であり、その他ではチャネルパートナーやパートナーであるCVSの実店舗を通じた遠隔医療サービス(Direct-to-Consumer)なども提供。DTCでは顧客がCVSの店舗にて遠隔医療サービスを受けることが可能となっており、一回のビジット毎に利用料金が生じるビジネスモデル。
- 業界2番手のAmerican Well(Amwell)と比較した際の事業規模はTDOCが約5倍。
- 20/12期4Q売上高$383.3mil(予想$378.9mil)コンセンサス上振れ、上限予想$382.9mil。
- 調整済みEBITDA $50.4mil(予想$36.2mil)コンセンサス上振れ、、上限予想$45.3mil。調整済みEBITDAマージンは13.1%(予想9.5%)コンセンサス上振れ。
- セグメント別売上高ではサブスクリプションが$316mil(予想$233.6mil)コンセンサス上振れ
- 21/12期1Qガイダンスは売上高$445mil – 455mil(予想$446mil)コンセンサス上振れ、上限予想$474.7milは未達。
- 調整済みEBITDA $45mil - $48mil(予想$45mil)コンセンサス上振れ、上限予想$61.5milは未達。
- 21/12期ガイダンスは売上高$1.95bil - $2.0bil(予想$1.97bil)コンセンサス上振れ、上限予想$2.21bilは未達。
- 調整済みEBITDA $255mil - $275mil(予想$245.3mil)コンセンサス上振れ、上限予想$2.77.9milは未達。
- LVGO買収によるEBITDAへのコストシナジーは$20mil。
- 足下の決算は好調だがガイダンスが市場予想の上限と比較すると弱い印象。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?