ファナックの動向と注目点

ファナック{6954}

-工作機械、ロボットの最終需要が従来予想よりも強含んでおり、22/3期の業績は予想よりも堅調となる印象。

-受注モメンタムは良好な一方で、4/23の21/3期本決算発表時に公表する22/3期のガイダンスがコンセンサスよりも保守的なものが示される可能性は留意すべきと考える。

-会社側が保守的なガイダンスを公表した後にコンセンサスが切り下がり、株価もネガティブに反応する傾向がみられるが、そこが押し目買いのタイミングか。

-業界団体であるRobotic Industries Associations (RIA) によると、4Q20における北米企業による産業用ロボットの注文状況は9972機(US$479mil)にまで達している。

-これは四半期ベースでは過去2番目に多い注文であり、その力強さは2021年1Q(1-3月期)にも継続しているとみられる。

-北米の産業用ロボット市場で市場シェアを50%、産業用ロボット売上に占める地域別シェアで北米が40%を占めるファナックにとってポジティブなインプリ。

いいなと思ったら応援しよう!