3月29日 好決算銘柄 DNMR
Danimer Scientific {DNMR}
-SPACを通じて12/30に新規上場。自然環境の中で分解する生物分解性を有するバイオポリエステルを提供する化学品メーカー(ポリヒドロキシルカノエート – PHAを主に提供)
-主な提供製品はバイオプラスチック・コンポジットを提供しており、使用後に廃棄しても自然に還るようなサステイナブルな製品を手掛けている。
-年間消費されているプラスチック8000億トンであり、その内の65%はDanimerの製品によって代替可能と会社側は考えている。また、プラスチック商品に占めるバイオプラスチックの割合は1%以下と普及余地は非常に大きい。
-主な顧客はP&G、Nestle、Pepsico、Bacardiなど。Pepsiは同社発行済み株式の6%を保有する大株主。
-20/12期4Q売上高YoY+46%、$12.0mil
-調整済みEBITDA ▼$3.2mil(前年同期は▼$1.6milの赤字)。
-EPS ▼$0.26(前年同期は▼$0.15)。
-21/12期設備投資ガイダンスは$100mil - $125mil(予想$94.5mil)コンセンサス上振れ。
-海に廃棄しても自然に還るMarine Degradable製品に需要が強い。
-21/12期はケンタッキー・Winchester工場での稼働率向上によって調整済みEBITDA、営業キャッシュフローが改善することを見込む。
-Winchester向上でのPhase 2投資は2020年12月から開始しており、2022年4-6月期に完工予定。
-アフターマーケットの株価は大幅下落だが、コロナ収束後の設備稼働率向上と利益率改善について言及されたことはポジティブな印象。
-日系企業でバイオプラスチックに注力しているのはカネカ(4118)。 生分解性ポリマー(PHBH)の生産能力を生産能力も2019年末の5,000トン/年 → 2030年頃までに10〜20万トン/年に段階的に増強していくことを計画。
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