WBC2023 侍ジャパンのユニフォーム…
いよいよWBC2023開幕が近づいて来ましたね。(まだ1ヶ月以上あるけど)
メンバーも歴代最強とも言われるくらいで、もう楽しみで仕方ないです!(これは冬の間試合が無かったからかもしれないが)
だがその一方で、ユニフォームは不満。
「デザインは足し算じゃない」みたいなことをどこかで見たか聞いたような気がするが、今回の日本代表のユニフォームはまさに足し算に次ぐ足し算。
小学生には悪いが、小学生レベルのデザインだと思う。
ホーム用
まずストライプだが、今回もなんかよく分からんコンセプトで、今回は二重螺旋構造になっている。
紺と赤で構成されているが、紺と赤に下地の白が混ざってるせいかなんとなく汚ならしい。
幅もかつてのオリンピックユニフォームをイメージしたのかやや広め。
それに重ねてまたラケットライン。
基本的にストライプとラケットラインは合わない上、ストライプの幅が広いせいで余計変な感じになっている。
自分の中でラケットラインとストライプの合わせ方というものがあるが、それには1ミリもかすっていない。
そんなにストライプとラケットラインにこだわるなら、上手く融合できるように工夫したらどうなのか。
ビジター用
ビジター用は優勝した2006・09年のものをオマージュしたようなデザインだが、あの赤の切り返しに首の後ろのラケットラインのなり損ないみたいなよく分からん線といい、まるで時代遅れ。
またロゴや背番号の書体はわざわざレトロな感じでデザインされているのに、それとこの鋭角的な切り返しを合わせるのは何か違うのではないか?
なお切り返しの部分にもストライプが入っているようだが、近くでよく見なきゃ分からんわ。
その他
あとこれは前から言われているが、キャップにデカデカと赤であの「J」はダサい。
ホーム用のユニフォームとは色も合ってない。
そして刺繍じゃない。
よく刺繍じゃなきゃダメだという者もいるが、そこら辺は私はあまり気にしないタイプだ。
だが、ゴールドやシルバー等のメタル系の色を使っているときだけは絶対刺繍にするべきだと考えている。
少なくともゴールドに関しては刺繍かプリントかで輝きが全然違う。
これは輝くことが使命のゴールドにとってはまさに死活問題ではないだろうか?
デザイナーは変なストライプより、こういうところにこだわりを持ってもらいたいものだ。
WBC2023仕様
さらにさらに、ただでさえ足し算だらけでちぐはぐなユニフォームに、WBC限定とか言って これまた合わせる気のないようなゴールドのラインが追加。
これは2017年のユニフォームのオマージュ。
オリジナル版は(形はどうあれ)ストライプだけのシンプルなデザインだったので、いい具合にワンポイントアクセントになっていたと思う。
しかし今回は、ホーム用には紺色のラケットライン、ビジター用には赤の謎ラインが既にあるのに、そこにゴールドのライン。
ビジター用はまだマシだが、ホーム用はかなり酷い。
ラケットラインがあるのに首回りにラインを入れるのも、ラケットラインが紺なのに首回りと袖のラインはゴールドなのもおかしいと思わなかったのか。(そもそもラケットラインもいらない。)
さて、こんだけ雑に足し算をしただけのデザインなのに、それでも2019年の空気12や贈賄利権ピック2020時代に比べたらマシ。
歴代の日本代表ユニフォームの要素をそこかしこにちりばめ、そのほとんどが噛み合ってない奇跡のユニフォームだと私は思う。
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