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2025.2.9滋賀レイクスvs三河シーホース感想文

困った。

昨日の試合(大敗を喫したGAME.1)を「完敗」という単語を使い切ってしまい、本日の感想に適当な言葉が見つからない。

ケニーさんの言葉を無理やり借りるなら「120%上の完敗」という所。

同日行われたレイクスU18vs台湾政治大学の練習試合について、コーチの寺下さんが「ブロックされまくり、ダンクされまくり(切取注意)」とポストされていましたが、最初読んだ時レイクスの試合の事だと思ってしまった次第。

その後「海外の大学生に立ち向かって行く姿が頼もしく思えた」と上カテゴリ相手に出し切ったU18の選手を労われていますが、レイクスについては同カテゴリ、同じB1チーム相手にそんな試合をしてしまったというのが、にわかブースターの率直な感想です。

その辺り、試合後インタビューでの、ケニーさんが言葉に詰まり無言になった10秒間からも見て取れます。

…勿論、所詮は素人目線なので的外れの可能性もあります。そこはスポーツ観戦を楽しむために作り出した脳内世界観の一幕だとご容赦ください。

では、なぜ上述のようなネガティブにも取れる世界観を脳内に生み出しているのか。

…負け続ける現状が辛くて半ば八つ当たり的になっているのかなあ。

ないとは言わないけど、そうならないように気をつけてはいます。結局は、自分の事でなく、また家族の事でもない、たまたま接点ができた集団に対して、所詮は「自分の事のように感じている」だけなのですから。

自分の半分以下の年齢で、自分の何倍ものお給料と居場所を、若い頃からの競争に勝ち続け自らの力で切り拓いて来た選手達に対して、「頑張れよ!」と声を張り上げた所で「お前か頑張れよ!」と返されるのが関の山です。(言い過ぎましたごめんなさい)

ふと俯瞰的になって自分を振り返れば、レイクスに何が起こっても、自分自身に失う物は何もない事に気付きます。

もしそこに喪失感があるなら、あまりにのめり込み過ぎて、レイクスがすごい=応援している自分すごい、という勘違いへの依存に陥ってる可能性があるので要注意。

自分がそうなった時は、楽しむためのエンターテイメントスポーツ観戦でメンタルを病むのはバカな話だと、出来るだけ一歩引くようにしています。

とは言え、残念ながら、そのマインドがひっくり返った時の快感は、中々に中度性が高いのも事実。

特に昨季は、B2降格からの序盤の連敗でしっかりどん底を味わってから、怒涛の快進撃、そして昇格&優勝という、まさに「それ」を味わうどころか浴びせられて身悶えした記憶が、まだ皮膚の隅々にこびり付いています。

そんなこんなを「無駄」と切り捨てる事は、とても寂しい事のような気がします。あまり突き詰めてしまうと、そもそも人間や人生の存在すら、その意義の曖昧さに目眩がしてしまいます。

であるならば。

ある程度のメンタルの犠牲も、いつか来る逆転の結末を喜ぶためのスパイスだと肝に銘じて、楽しむのが最適解なのではないでしょうか。

ある意味、何もない所に「中毒」という身体的に慢性的なダメージを作り出し、あえてマイナスを作る事で、幸福感を疑似体験するタバコにも似たような行為。(吸う事でマイナスからゼロに戻してるだけなのに、ねえ)

その理屈で行けば、落ち切れる所まで堕ちた方が喜びの味わいも深さが増すという物。

幸い今季の降格はなく、そしてロスターやスタッフを見渡せば、将来の投資としてはこの上なく期待が持てる銘柄が揃っています。

スポーツ観戦は株式みたいな物。金銭やメンタルを投資して、たとえ価値が暴落してもうまく塩漬けして、来たる悦楽に胸を弾ませる事で、日々をニコニコ過ごますように。

で、結局何が言いたいのかと言うと。

ボロ負けのショックでとても試合を振り返れないし、ましてや感想なんざ書けやしない、自分でもよくわからない方向性に逃げているだけなので、何も言わずにそっとしておいてあげて下さい…。ああ…。

(一部見苦しい箇所もあったかと思いますがご容赦下さいませ)

次は勝つぞ。

Go!レイクス!

【追伸】
やっぱ全員勢揃いのチアパフォーマンスは最高!嬉しくてちょっと泣きそうになりました。帰宅してバスライで何度もオープニングだけリピート。GAME.1はカメラワークがダメダメだったけど、GAME.2は「わかってる!」感が素晴らしかった。何事もミスは付き物、修正が大事なのですねー。

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