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2024.12.30滋賀レイクスvs越谷アルファーズ感想文

昨日のGAME1は、越谷との実力差を見せつけられる結果となりました。同じB2からの昇格組同士なのに、こんなに差があるなんて…。

その辺り、両チームの経済力と、Bプレミアムを見据えた戦略を比較すれば、そこまで不思議ではないけれど、現実として眼前に突き付けられると、結構胸に来る物があります。

ただ、こちらが感じる以上に、バスケットボールはチームワークに左右される競技。それはオーケストラやロックバンドにも似ていて、各方面から選りすぐった大御所達によるスペシャルバンドが、理念や情熱に勝る若手バンドに遅れを取るシーンは珍しく有りません。

もうひとつ、滋賀レイクスの現状を見れば、相手が上位下位に関わらず、似たような試合内容が多い気がしています。やりたい事をやり切れずに崩れて負ける。勝った2ゲームと比較すると、確信はより強くなります。

逆に言えば、自分達のバスケができれば相手がどこだろうと勝ってしまう、Bリーグのジョーカー。それが滋賀レイクスなのではないでしょうか。(※毎回書いてますが、あくまで私がBリーグを楽しむにあたって素人なりの目線で作り出した世界観内での話です。的外れご容赦ください)

そんな視点で見れば、負けが込んでいる現状にも面白みが感じられます。

敵チームの心の声「まだ2勝しかしてないチームに負けたら恥ずかしいなあ」

敵チーム「ここはきっちり勝っとかないと…げげっ、急に覚醒したみたいに勢いが増しやがった!なんだこの強さは!」

敵チーム「…最後また謎の失速をしてくれたから勝てたけど、心臓に悪過ぎる。2度と当たりたくない…」

そんな妄想込みでイヒイヒしながら見た越谷アルファーズとのGAME2。顛末はいかに。

なんと、昨日デビューしたばかりの長谷川選手がスターティング5に!?

…落ち着け、落ち着け。格下チームが奇策をねじ込むのはよくある事なのだから。むしろ正解過ぎるんじゃないか。

と思ったらティップオフも長谷川選手!

しかもカイ・ソットに競り勝っちゃった!

突然の出来事にパニックになった自分をなだめていると、そこからレイクスのランが始まり1Q中に大量リードをもぎ取った!

これは今日は(前述の)妄想の出番はないか?正々堂々と応援していいのか?行っちゃえ!レイクス!

などとわくわくしたのも束の間、越谷がブザービーターを含む猛攻で逆転して1Q終了。

ああ、いつものレイクスだ。

妄想をフルチャージして、せめて脳内世界だけはレイクスのジョーカーぶりに相手チームをびびらせて蹂躙します。

途中にいつもの猛攻が始まり、あわやワンポゼッション差まで追いついたところで、20回以上の負け癖が染み付いた身には、ここから勝つ姿が思い浮かばない。どうせ今日も僅差で負けるんでしょーよ。

…そんなブースターもどきの穿った世界観、ぶっ壊して欲しい!後悔させて欲しい!

久々に聴けたナナナに合わせて、心の中で半泣きになりながら精一杯のブースト。

けれど案の定届かず。

今日もだーめーかー。

まあね、2ゲーム合わせて60以上のファールを重ねてるのに、勝たせてください!などとは越谷さんに申し訳ないってもんです。

また新しい妄想を癒しの肥やしに、深く険しいブースター道を邁進するのみです。それはけして諦めの境地ではなく、夢が実現するまで見届ける覚悟の事。あーだこーだ言いつつも、そこに一点の曇りはなく。

多分、レイクスの選手やスタッフも同じ気持ちなんじゃないだろうか。試合終了後のゲームリポート(配信番組)や、サイン会での岡田選手の表情からは、反省はすれど後悔はせず、不退転の決意がにじみ出ていました。

ならばついて行きましょう。1試合ごとの勝敗に喜怒哀楽を全振り

していると疲れちゃうので、長期戦に備えて、ゆっくり焦らず、着実に。

でも、たまには勝ってねー。

GO!レイクス!

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