フリーレンは何倍速で観ると置いていかれるかを検証した
倍速ってそんなに、、、イイの?
というわけで、幸運? にも視聴し損ねていたアレをアレします。
1話/1.6倍速
※原作既読と、周囲の情報から大体の世界観は知っている。
良かったところ:勇者ヒンメルが、流れ星に自分の人生を重ねる
(と思われる)表情
悪かったところ:勇者ヒンメルの死から20年、以降のテロップが読めず。
YOASOBIさんの歌が聞き取れない。
⇒この時点で初出しのテンポの速い情報は見逃し・聞き逃す可能性が見えた
2話/1.8倍速
※ここから、話の筋は不明。いわゆるミーム的なものだけがうっすらよぎる
良かったところ:ギップルよろしくハイターのふんどし輝く様。
(それだけかよ)
悪かったところ:フェルンのもどかしさ、時間経過のズレが伝わりにくい。
恐らく等倍視聴者はフェルンに感情移入できる。
蒼月草があっという間に出てくるので
余韻もへったくれもない。
⇒登場人物や、固有名詞が少ないせいか、まだまだ内容の理解は可能。
但し、考察(これからどうなるだろう)や、心情を理解する前に
次の描写に移っていくもんで、物語を味わう余白はほぼない。
3話/2.0倍速
※U-NEXT最速
良かったところ:長命エルフと人間の、相互理解のズレが
鈍感彼ピとクーバブ(クールだがバブみのある)彼女に
見えてきた。。。
悪かったところ:クヴァールの肩透かしがホントに肩透かし。
等倍なら”きゃぁぁ! 人間さんの叡智ぃ!”って
なるとこやぞ(ならない)
⇒たぶん、倍速視聴における可聴範囲ギリギリ。
そこまで話している内容が重要な場面も多くないので、
倍速視聴をするなら一番効率的なのでは。
ただ、ここまで段階を経て慣れた上での印象な気もする。
いきなり2.0は厳しいかも。
4話/2.5倍速
※通常の倍速では頭打ちになったため、アマプラに移動。
ビデオスピードコントローラーにて再現
良かったところ:村長役で、恩師・宮澤正先生を確認。
俺の中でのリアルドワーフは先生です。
悪かったところ:たぶん、会話の1/5くらいを聞き逃している。
アイゼンとフェルンのやり取りはかなり聞き取りが
難しい。
⇒大意はわかるけど、各々のやり取りのなかで生まれる情緒が
さっぱりわからん。本能がこれ以上は無理だと警鐘を鳴らしている。
+これは感覚的なものだけど、スピードが上がることで、
脳内の処理速度が上がってしまい、なんとなく話の筋を先読み
してしまう、音ゲーやってる感覚。
理解力もっとソファーにもたれてゆっくりして?
5話/3.0倍速
良かったところ:
悪かったところ:シュタルクの泣き言はほぼ聞き取れません。
⇒体感秒です。
『どんな話だっけ』って、パラパラ本をめくって読んでるイメージ。
これで内容しっかり理解できる人は速読のスキル持ち。
でも、これで見たって言えるなら、こんなにタイパがいいものは
ないと思う。倍速視聴は麻薬。
6話/5.0倍速
良かったところ:イケオジはどこにいてもイケオジ
悪かったところ:もう倍速でみたくない。
⇒一気に吊り上げてみたが、どう考えてももう話は追えない。
唯一、ありゃーあれー時代劇でいうところの姿勢に紛れるーあのー
なイケオジがいたことはわかったが関係性がさっぱりだ。
そもそも何に躓いているのかもわからんかった。
せっかくの本格アクションシーンも台無しである。
7話/10.0倍速⇒7.5倍速
※配信が止まりがちになり、全く倍速でみれなかったので途中で速度を変更
良かったところ:トラウマシーンを見飛ばせた
悪かったところ:ついにローディング速度を超えた
⇒ついにDLの速度を置き去りにした。
同時に作品の精緻なこだわりも。
こんなんやったら見ない方がましや!
度を越えた倍速視聴なんてカスや!
流石にこれ以上は無意味な行為なのでやめた。
結論
視聴体験を目指して倍速するなら2.0くらいをおすすめする。
ナナメ観するなら3.0でもまぁわかるでしょう。
※ただし視聴済みに限る。
それ以上はやめた方がいい。視聴実績厨になってしまう。
勇者ヒンメルならそういう。誰だってそーいう おれもそーいう。
では、完走してない感想です。
御粗末