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【ポーカー用語集】色々なストレートドロー

 皆さんは「ストレートドロー」という言葉を知っていますか?
ポーカーをプレイしている方なら一度は耳にしたことがあると思います。

ストレートドローとは、あと1枚自分の欲しいカードが出たらストレートが完成する状態のことを言います。
簡単に言うと「ストレートのリーチ」の状態です。

3種類のストレートドロー


そんな夢のあるストレートドローですが、形や待ち方によって名前が違うことを知っていましたか?実は、テキサスホールデムポーカーでは、ストレートドローが全部で3種類するのです!

本記事では、その3種類のストレートドローの形や特徴を紹介します。


①オープンエンド

 一つ目は「オープンエンドストレートドロー」です。

オープンエンドストレートドローの例

 こちらは、画像のように4枚が連番になっているストレートドローのことを言います。上下どちらかに連番のつながるカードが出ると、ストレートが完成します。画像では「_ 7 8 9 10 _」がつながっているので、「6 か J」が場に出るとストレートが完成する状態です。

 オープンエンドは、ストレートが完成するカードの待ちが2種類あるので、比較的完成しやすいストレートドローと言えます。
オープンエンドがフロップでできた場合、およそ32%の確率でストレートが完成します。

②ガットショット

二つ目は「ガットショットストレートドロー」です。

ガットショットストレートドローの例

 こちらは、オープンエンドとは違い、5枚のストレートのうち、真ん中の1枚が抜けているストレートドローのことを言います。抜けている部分のカードが出るとストレートが完成します。画像では、「7 _ 9 10 J」の4枚が揃っているので「8」が場に出ると、ストレートが完成する状態です。

 ガットショットは、ストレートが完成するカードの待ちが1種類しかないので、完成させるのは難しいストレートドローと言えます。
ガットショットがフロップでできた場合、およそ16%の確率でストレートが完成します。

③ダブルベリー

三つ目は「ダブルベリーバスター」です。 

ダブルベリーバスターの例

 こちらは、オープンエンドとガットショット両方の性質を持っているストレートドローになります。5枚のストレートのうち、真ん中が2枚が抜けているストレートドローのことを「ダブルベリーバスター」と言います抜けている部分のどちらかのカードが出るとストレートが完成します。画像では、「5 _ 7 8 9 _ J」の5枚が揃っているので「6 か 10」が場に出ると、ストレートが完成する状態です。

 ダブルベリーは、ストレートが完成するカードの待ちが2種類あるので、比較的完成しやすいストレートドローと言えます。
ダブルベリーがフロップでできた場合、オープンエンドと同様におよそ32%の確率でストレートが完成します。

まとめ

 いかがだったでしょうか。これらのストレートドローを見分けることで、また一歩、上級者に近づくことが出来たかと思います。

 そして皆さんお気づきでしょうか?
実は、『ストレートドローってなかなか完成しない』のです。
良い形のストレートドローが出来たとしても、3回に1回もストレートにならないのが現実です。
この事実に気づいていないプレイヤーはたくさんいます。この知識を手に入れたあなたは、さらにポーカーが強くなったことでしょう。

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