AI Strategy Centerで社内技術発表会を行いました
はじめに
こんにちは。
AI Strategy Center(以下、AISC)の岩隈です。この4月から新卒3年目になり、後輩社員のメンターをするようになったので改めて身が引き締まる思いです。
今回は、開催からずいぶん間が空いてしまったのですが、2月に行ったAISCによる社内技術発表会の報告ブログになります。
具体的な発表内容に関してはここでは書けないものもあるので、このブログでは、社内技術発表会の趣旨と発表を聞いた側・話した側それぞれの感想を中心に紹介できればと思います。
社内技術発表会の背景と趣旨
GA technologiesではおかげさまで従業員数が順調に伸びており、2023年6月現在で従業員数は1069人となっています(2023年10月期 第2四半期_FACTBOOK 12ページ目参照)。僕が入社した2021年4月と比べるとほぼ1.5倍くらいの人数になっています(契約社員やアルバイトの方を含めるともっといます)!
これは嬉しいことなのですが、一方で、各組織がやっていることが見えにくいという問題も至るところでよく起こるようになります。AISCもその例外ではありません。AISCは大きく以下の4つのチームに分かれているのですが、社内の人でもそれぞれのチームでどんなことをしていて、どんなことが出来るのか把握するのが難しくなっていました。
DX(Degital Transformation)チーム:社内業務の効率化・自動化をスピーディに実装していくチーム
DS(Data Science)チーム:属人化している意思決定に説明性・再現性を与えて支援していくチーム
R&D(Research and Development)チーム:中長期的な視点での技術確立に向けた研究・開発を行うチーム
DM(Data Management)チーム:社内のデータ基盤を適切に整備し、その利用を推進していくチーム
そこで、「AISCでは現在何をやっていて、社内やお客様に対してどのような貢献ができたか」を知ってもらう機会を明示的に設けようという室長・稲本さんの呼びかけで、去年から始まったのがこの社内技術発表会です。今年は2回目の社内技術発表会となります。今年は社長をはじめ、様々な部署・役職の方に参加いただきました。
もちろん、社内の色んな人にAISCの取り組みを知ってもらうことも大事なのですが、僕たちAISCのメンバーとしても自分たちの取り組みを改めてビジネスの文脈で整理・理解し直す良い機会になります。(その過程でビジネスメンバーにコミュニケーションを取りに行く機会も生まれていたりします。)
社内の様々な部署・役職の方とAISC双方がお互いについて知ることで新しいイノベーションのアイデアが生まれるきっかけになってほしいというのがAISCの思いです。(勝手に代弁してます!)
社内技術発表会の形式と様子
この社内発表会は、GAグループの経営陣や社員に向けて、AISCメンバー全員が技術的な要素を踏まえつつ噛み砕きながらそれぞれのプロジェクトを1人5分ほどで説明した後、質疑応答をする形で行われました。全体としては、GAグループのどの領域に対してどれだけの効果があったかをプレゼンしつつも、その上でAISCでしかできない挑戦的な分野についても紹介しました。
参加して下さった方からの感想
内容については細かく触れられないのですが、少しでも雰囲気が伝わればいいなと思い、社内技術発表会の参加者の一部の方に感想を聞いてみました。
Engineering/QA 部長 柿崎さん
去年に比べて、課題設定の解像度が高くてビジネスに直接ヒットするようなテーマが多かったです。ぜひこれからは社外にもテックカンパニーであることをアピールして、お客さんからもフィードバックを得ながら研究開発を加速していってほしいです!
Service PR チーフ 近藤さん
去年と比べて取り組んでいるテーマが大きく変わっていてアップデートが早いという印象でした。新卒でGAにいるメンバーの割合が多いのも印象的で、その中でも特に嶺井さん(秋入社で当時まだ新卒4ヶ月目のメンバー)の発表が1番聞いていて分かりやすかったです!社外にも発表できる成果が出来たらPRとしてぜひ発信したいです!
ITANDI 執行役員 永嶋さん
質疑応答したいテーマが多かったので時間が足りなかったです!(笑)
他部署向けのものでも転用して使えそうなものもあったので、これからも実用的な部分にチューニングしながら改善していってほしいです。また、AIだけでなく色々な新しい技術を検証し続けていってほしいです。
発表した側からの感想
AISC/DX 佐橋さん
経営陣に対して個人が直接プレゼンすることは中々無い機会なので各メンバー緊張していましたが、プレゼン後の質問も今後の展開などポジティブに受け入れてもらいました。経営陣メンバーから、ある分野向けに研究開発した機能を他分野へも取り入れられないかという議論もありました。こういった議論を通して、GAグループのDX化に向けてAISCが積極的に挑戦していることを経営陣に理解してもらうとても良い機会となりました。
AISC/R&D 岩隈
R&Dチームにいる自分の場合、普段ビジネスサイドのメンバーとコミュニケーションを取る機会が少なく目の前の技術的な問題に陥りがちなのですが、実際のユースケースやペインを自分の言葉で説明するということを通して、もっと広い視野で何を問題にすべきか考えるようになりました。自分が関わる部分の影響範囲が分かると自分事しやすくなるのが良かったと思っています。
おわりに
今回は、AISCで行った社内技術発表会についての報告ブログでした。
来年以降も継続される会だと思うので、またより良い会にして報告できればと思います。(公開できる内容も含めて…)
ここまでご覧いただきありがとうございました!