神様を知ることは愛を知ること~エペソ人への手紙3章~ゆっくり通読しよう
1.人の目に見えるものと神様の計画
エペソ人への手紙はパウロが獄中から書いたものです。
パウロは囚人であったわけですが、ローマの囚人とは言わずに、キリスト・イエスの囚人だと言っています。
パウロはユダヤ人と異邦人がともに一つの家族となるという神様の愛の計画のために召命を受けているのだと説明しています。
イエス様のことを思いました。イエス様は、ローマによって十字架に架けられましたが、実際は私たちの罪の身代わりとして、神様によって十字架に架けられました。
その光景を見ると落胆しかありませんが、実はそれが神様の栄光を現わすための出来事でした。
私たちの目に見えるものと、神様のご計画はまったく違うものなのだと思わされます。
2.愛について
同じように「愛」についても考えました。
キリストの愛の広さ、長さ、高さ、深さが無限であり、そして愛の内容は人知をはるかに超えていると表現されています。
人の思う愛とは少し違うもののような気がしてきます。
GOD IS LOVE〜神様の思い、考え、行動、教え、すべてが愛そのものなのだと考える時、神様の愛は、時には心に触れる暖かいものであり、震えるほどの感動を覚えるものですが、時には静かで整然として、正しく冷静なものといえます。
人が自分の力で愛を行うには限界がありますが、神様を知ることによって愛を知ることができ、愛を知ることによって神様の満ちあふれる豊かさに満たされれば、キリストに似た者に変えられ愛を行うことができるようになるのだと思いました。