
失望せずに善を行う〜ガラテヤ人への手紙6章〜ゆっくり通読しよう
ガラテヤ人への手紙の最終章です。
ご覧なさい。こんなに大きな字で、私はあなたがたに自分の手で書いています。
11節
この手紙は、代筆ではなくパウロが自分で直接書いたんだなと思いました。パウロに与えられた肉体のトゲが何なのか特定はできないそうですが、「自分の手で書いている」という一言は、ガラテヤの人々にとって、パウロがどれほど彼らのことを気にかけてくれているかがわかる、心動かされるものだったのではないかと思いました。
1.神様の強さ
思い違いをしてはいけません。神は侮られるような方ではありません。
7節a
この箇所は私の好きなところです。
神様の強さがはっきりわかる言葉だからです。
神様は、愛にあふれ、怒るに遅く、偉大で、優しい方です。
でも、決して人に侮られる方ではありません。
人は種を蒔けば刈り取りもすることになります。
7節b
よくも悪くもその報いがあり、不信者は責任を取らなくてはならない時が必ず来るからです。
2.失望せずに善を行う
失望せずに、善を行いましょう。
9節
一つの善を行うことはそう難しくありません。気分がよかったり、気が向いたりしたら自然にできます。
でも、同じ善を行い続けることは難しいと思います。気が向かない時、しんどい時もあります。
その善は、自己満足や外見を飾るためではなく、神様のために行うのだということ、必ず神様は報いてくださることを心に留めたいと思いました。
「失望せずに」とは、まさにパウロがこの手紙を書くという善を行いながら、自分を励ましている言葉でもあったと思います。
思い通りに進まないと、すぐに傷ついたり失望してしまう弱い者ですが、パウロの言葉に励ましを受け、必ず報いて下さる神様を信じ、失望を何度でも希望に変えていきたいと思いました。
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参考---ガラテヤ人への手紙6章(新改訳2017)---