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神を知ることを見出す知恵〜箴言2章〜ゆっくり通読しよう

1.知恵

銀のように、これを探し
隠された宝のように探り出すなら 4節

知恵は神様から与えられるもの。聖書の中を熱心に探ることによって、神様を知り知恵を見出すことができるのだと思いました。

主は正直な人のために、すぐれた知性を蓄え、誠実に歩む人たちの盾となり、公正の道筋を保ち、主にある敬虔な人たちの道を守られる。 7〜8節

正直であること、誠実であることは、この世に起こる様々な悲劇の中で、時には被害を被ったり損したり、愚かに見えます。

神様が、この世において大逆転して勧善懲悪を必ず成し遂げてくださるということではなく、報われないと思う虚しさの隙間に入ろうとする、正直さや誠実さを捨ててしまおうとする心から、盾となり守って下さるということだと思います。
知恵もまた心に入り、喜びとなるとあります。 

そして、それはまた私たち自身の闘いでもあり、後に来る世で神様は完全なさばきを成し遂げて下さるという信頼を確かなものとする必要を思わされます。

神様がくださった知恵によって、人は悪を退け主の示された良い道筋を歩み続けることができ、そのような人たちが起こされることによって、また、その道筋は守られていくのだと思いました。

2.思慮と英知

それらはあなたを悪の道から、ねじれごとを語る者たちから救い出す。 12節
また思慮と英知は、あなたをよその女から、ことばの滑らかな見知らぬ女から救い出す。 16節

思慮と英知により、どのような道から守られるのか書かれています。

正直さ誠実さが、守るべき内なる義であるとすると、これらは守るべき外に現れる義だと思いました。

参考---箴言2章(新改訳2017)---

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