チェロのメモ 2020/10/17
本日も指残しのエクササイズ。今日は肘をそこそこ使えていたと思うが、もしやりにくいと思うならと2つ細かいテクニックを教わった。移弦の際に押さえている指を軸にして回転させるようにするのと、裏側で支えている親指を滑らせるようにするというもので、2つと言ったが、基本はセットでやると良いのだと思う。
このことも意識して、そして肘も、という風にやっていたらどうも身体がけっこう大げさに動いていたようで、肩まで動いていると言われた。肘に合わせて肩まで動いてしまうと楽器も動いてしまうので、もう移弦どころではない。肘は実は少しでもいいのだということをあらためて教わった。とくにラの弦(A線)に行くときは脇を閉じる程度で無理なく移弦ができる。そうかこんなもんでいいのかとかなりスッキリしたのだが、前もこんなことがあった気もする。まあでも、また戻ってこれてよかった。
他にも、弦の押さえ方(どうも自分はベタっと押さえすぎなようだ)とか、移弦の際にどのタイミングで左手を動かしておくかなど、細かいテクニックの点検が多かった。ひとつひとつはちゃんとできていると言われて、それは良かったのだが、日々の練習や曲の中でそれらができたら、もっと良くなるのだろう。同じところをぐるぐる回っているようだが、少しは螺旋状に上昇していたらいいなと思う。