チェロのメモ 2022/02/12

1週空いたので、今回は基礎練のみ。引き続き音階強化月間ということで、変ロ長調とニ短調を習う。

変ロ長調で3ポジションが初登場した。3ポジは、1ポジの4の指(小指)のところに1の指(人差し指)がくる形。手の開きは1ポジの70%ぐらいになる。

この変ロ長調は1オクターブ分しか弾かないので、実は1ポジだけで弾き切ることができる。譜面にも、指番号が2通り書いてある。3ポジを使うメリットは、移弦が発生しないことだ。もちろん移弦するべきかポジションチェンジするべきかは、その後の譜面によって変わるわけだが、いずれにせよ、別の場所で同じ音程が出せるようにするというのが大事ということだろう。

ニ短調は、前回のイ短調同様、上りと下りで左手で押さえる場所が変わるのがポイント。指番号振ってなかったら絶対ちゃんと弾けないので、やっぱり理屈を知り、指の位置と音程を記憶するのが必要だなと痛感する。

それぞれの音階にくっついてる弓の練習(ボウイングバリエーションと呼んでいる)も、なかなか難しかった。弓の動き単体では問題なくても、音階の中でやると混乱して向きを間違えたりするので、これも要基礎練だなあと思う。