チェロのメモ 2022/11/26
前回の、体を揺らしながら弾く練習の続き。
今日は追加で、呼吸を意識することを教わった。弾く前に息を大きく吸い、弾きはじめると同時に吐く。それからまた吸って吐いてを繰り返すのだが、これがなかなか難しい。単純に新しい動き(?)なので意識しすぎてチグハグになってたりするのだが、気がつくと息が止まっていたりする。ただ、体の揺れ、呼吸、ボウイングがうまくハマったときの音はとても美しくなる。チェロ演奏の音源などで息が聞こえたりするのはこういうことなのだろう。
曲もやったのだが、この体を揺らしたり呼吸を意識したりを曲でもやってみましょうということで、冒頭をやってみたら、壊滅的になった。まだうまく身体的に意識できていないのと、曲を弾くことにまだそこまで余裕がないというのが合わさっているのだろう。また一小節ずつできるようにしていく、地道な作業になるのであった。
【追記】
そういえば、体を揺らす練習に使ったスラーの譜面はD線(2番目に細い弦)を弾くものだったのだが、その1ポジの1、2の指(EとF)を弾くときに、唸るように楽器が鳴ったので、なんかうまく弾けてないなと思ったら、これは共鳴現象らしい。ウルフ(ヴォルフ)というらしく、EとF、すなわちミとファを弾くときに起こることがあるようだ。先生曰く、むしろ指はちゃんと当たっている、ということなので良かったが、それだけに少しくやしい気持ちにもなった。