チェロのメモ 2021/04/17

今日A線(一番細い弦)を練習で弾いていたら、弓が曲がっていると言われた。弓が曲がってしまうことは時折あるので気をつけてはいるのだが、直したらまだ曲がっていると言われてびっくりした。どうも自分が思っていたのは「まっすぐ」ではなかったらしい。上から見るととてもまっすぐには見えないのだが、弾いてみるとたしかにちゃんとした音になるので、これがまっすぐらしい。
たしかに、実際には弦はアーチ状に並んでいるので、それぞれの弦に対してまっすぐな位置は違うし、すると毛の当て方も違ってくるので、移弦があったりすると弓をまっすぐ保ち続けるのは難しい。右手に関しては力を抜くことが最大の課題というのがいまのところのチェロ人生だが、こちらもやっていかないといけない。まっすぐするのも力を抜くのも、繋がっているはずだけど。指摘されたあとは、弓まっすぐを意識しすぎて他のところがおろそかになってしまった。
荒城の月はエクササイズも終えて通し。なんとか及第点といった感じで、次回からは新しい曲をやりましょうとなった。来週からGWなどでしばらく休みになるので、なんとか間に合って良かった。ただ弾くだけじゃなくて、表現もしっかり考えて弾くことを今後はやっていかないといかんなという一曲だった。