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ミニマリズムな暮らし

おはこんばんにちは。Gakuです。


水曜日がびっくりするくらい早く来るのでビビってます。あれ、無量空処でもくらってたかな?ってくらい早いです。


今回はミニマリストってなんだろう?ってのを自分なりに考えてみました。最近流行ってますよね。巷ではただ単に「物がめちゃくちゃ少ない人」と思われがちなアレです。僕自身「ミニマリズムな暮らしをする」と年始の目標にも書いたので、ここで改めて考えてみることにします。

■ミニマリストって何?
そもそもミニマリストって何?いつからあるの?なんで流行ってるの?みたいなことを小難しく書こうとしてたら、めちゃくちゃスマートにまとまった記事があったのでまずそれを紹介させてください。


持ち物をできるだけ減らし、必要最小限の物だけで暮らす人。自分にとって本当に必要な物だけを持つことでかえって豊かに生きられるという考え方で、大量生産・大量消費の現代社会において、新しく生まれたライフスタイルである。「最小限の」という意味のミニマル(minimal)から派生した造語。
物を持たずに暮らす人の意味では、2010年前後から海外で使われるようになり、その後日本でも広まったと見られる。何を持ち何を持たないかは人それぞれだが、少ない服を制服のように着回したり、一つの物を様々な用途に使ったりするほか、誰かと共有したり借りたりすることで、自分が所有する物を厳選している点が共通している。
少ない物で豊かに暮らすという考え方自体は、環境問題の深刻化などを背景に以前からあった。近年は、物だけでなく多くの情報が流通する中で、たくさんの物を手に入れても満たされなかったり、多くの物に埋もれて必要な物が見えなくなったりして生きづらさを感じる人たちが増え、自分にとって本当に大事な物を見極めて必要な物だけを取り込むことで楽に生きたいと共感が広がっているようだ。必要な物だけを持つミニマリストの思想は、10年頃から流行した整理法「断捨離(だんしゃり)」などにも通じる考え方と言える。(原田英美 ライター/2015年) 出典 (株)朝日新聞出版発行

2015年というと僕は二十歳の大学1回生。こんな前から流行ってたとは知らなかった。で、言いたいことはこの記事の通りなんですよね。特にこの「必要最小限」ってところ。自分にとっての本当に必要なものは何か?それを突き詰めることで情報あふれる社会の中でむしろ楽に生きられるって、一見矛盾しているように見えてめっちゃおもろいと思ってます。そして、重要なのことは「自分にとって」の必要最小限だということ。その人が車が大好きであれば持っていてもいいと思いますし、オシャレ命なのであればクローゼットいっぱいに服を持っていてもいいと思います。
(余談ですが、東京に引っ越すと情報量の多さに驚きます。大きな駅周辺を歩くだけで疲れるし目的をもって行動しないと時間とお金の浪費がすさまじい、、、)

■なぜミニマリストになったのか?
そもそもミニマリストになった経緯は偶然でした。2019年にベトナム赴任した時、スーツケース2つを預け荷物で持っていき、たくさん物を捨てて段ボールを6箱郵送しました。ただ色々とトラブルがあって結局段ボールは現地で受け取れずスーツケース2つ分の荷物で生活することになったわけですが、意外と問題なかったんですよね。あっけないくらいに。僕は元々旅行とかでも心配症で必ず1泊分多めに服を持っていくタイプでしたが、いざ物がないとなってもなんとかなりました。(さすがに生活用品は色々と買い足しましたが。日本人をまったく見ないような田舎エリアだったので少し苦労しました。)

「本当に必要なもの、自分にとって替えがきかないものってかなり少ないな」と気づいたんですよね。意図せず体感する形になりましたがこれは結構衝撃でした。実際にその年の秋には20Lのリュックでシンガポール1週間1人旅してましたね。

■考え方への影響
在り方が変わると考えが変わる、考えが変わると行動が変わる。そう思ってます。僕はミニマリストを目指すようになってこの全てが変わりました。

仕事ではタスクをマスト(絶対にやらなければならないこと)とベター(+aのこと)で分けるし、人付き合いやお金を使うときも自分にとって本当に必要かを考えるようになりました。あと服はめっちゃ減りました。元々古着好きでしたが、いつ着るかわからないもの、そこにある意味がないものにあまり価値を感じなくなりました。置いて眺めるだけで満足したいわけではないので着れないと意味がないと思ってしまうのです。

あと、僕には支配欲というかなんというか、自分のテリトリーを汚されたくないという癖があります。そのため所有する物や空間の状態を常に把握しておきたいのです。その癖があるので、実家の自分の物もメルカリで売るか譲るか捨てるかしてほぼ処分しましたので、実家には残り段ボール1箱分しかありません。

頂き物や高価な物、学生自体のユニフォームなど思い出の品は正直少し悩みましたが、写真に収めて処分しました。そこまでいくと心理的にかなり楽で、すごく身軽になった気分でした。

■恐怖!断捨離依存症
ところで、今回このnoteを書くにあたって調べていて初めて「断捨離依存症」なるものを知りました。ざっくりいうと、物が多いから不幸になる!と考えて必要以上に物を捨てたり家族の物まで勝手に捨ててしまうようです。これも「必要最小限」のラインができていないことと、「誰にとって必要か」を考えないと陥ってしまうなと感じました。

ちなみに、僕の断捨離方法は、〇△×の3択で物を分けて×を処分します。ポイントはいかに△から×に持っていけるか。そのためにこの〇△×を何度も見直す機会を作りました。初めは必要だと思っていても何度も考えることで実は必要ないと気づくことが多々あるのです。

■ミニマリズムな暮らし
僕の目指す今年の目標である「ミニマリズムな暮らし」を掘り下げて考えてみました。
・家具家電は最小限。いま洗濯機なし、冷蔵庫なし、テレビなし、椅子なし、WIFIなしです。リビングにはベッド、キッチンには炊飯器と今回買い足した電子レンジとケトルのみ。
・料理は最小限。今年の目標である「栄養を理解してコストを抑えた映える料理をつくること」とのバランスは考え中。揚げ物や手の込んだものは外食ですませる。
・服は最小限。クローゼットに入る分だけ。
・ストックは最小限。セール品、すぐに使わないものを買わない。
・装飾は最小限。あるだけでテンションがあがるもの、部屋全体のトーンに合うものだけを持つ。

さすがに不便すぎてストレスやコストがかかるようなら購入を検討しようとは思います。

■最後に
天才岡本太郎氏の著書である強く生きる言葉から「積み減らし」という言葉をご紹介して終わります。

人生は”積みへらし”だ。
人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。
ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。
財産も知識も、蓄えれば蓄えるほど、
かえって人間は自在さを失ってしまう。





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