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Google Analytics 4 (GA4)の新しい「予測機能」

参考文献 / 引用文献:

Google マーケティング プラットフォーム 日本版 公式ブログ より

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Google アナリティクスの新しい予測機能
https://analytics-ja.googleblog.com/2020/07/google.html

2020年7月31日金曜日
この記事は、Google ブログ記事 「New predictive capabilities in Google Analytics」を元に構成しております。
Google アナリティクスでは、アプリとウェブサイトの両方でユーザーがとった行動を測定できます。Google の機械学習モデルを適用すれば、データを分析してユーザーの今後の行動を予測することも可能です。

今回、Google Analytics 4 (GA4)に 2 種類の新しい予測指標が導入されます。

1 つ目は「購入の可能性」です。

これは、アプリまたはサイトを訪問したユーザーが、今後 7 日以内に商品購入に至る可能性を予測する指標です。

2 つ目は「離脱の可能性」です。

これは最近アクティビティのあったユーザーが、アプリまたはサイトを今後 7 日以内に利用しなくなる可能性を予測する指標です。Google 広告を使って、購入を行う可能性が高いユーザーにアプローチしたり、アプリやサイトへの再訪問をユーザーに促したりするなど、ビジネスの成長につながるさまざまな活用方法が考えられます。

Google 広告で予測オーディエンスにアプローチする

Google アナリティクスのオーディエンス作成ツールで、新しい予測オーディエンスが提案されるようになります。たとえば、「購入の可能性」指標を使用すれば、「今後 7 日以内に購入に至る可能性が高いユーザー」をまとめたオーディエンスを利用できます。また、「離脱の可能性」指標を使用すれば、「サイトまたはアプリを今後 7 日間利用しない可能性が高いユーザー」を含めたオーディエンスを使うことができます。

オーディエンス作成ツールでは、提案された予測オーディエンスの中から選択していただけます。
これまでは、購入の可能性が高いユーザーにアプローチする場合、買い物かごに商品を追加したものの購入には至らなかったユーザーをオーディエンスを含める方法が一般的でした。しかし、この方法では、商品を選択しなかったものの今後購入に至る可能性が高いユーザーにはアプローチできません。予測オーディエンスなら、アプリやサイトでの購入につながりやすい顧客行動が自動的に識別されるため、コンバージョンにつながる可能性が高いユーザーを効率良く見つけられます。
たとえばホームセンターの経営者が、今月のオンラインでの売り上げを伸ばそうとしているとします。アナリティクスの新機能により、今後 7 日以内にアプリまたはサイトで商品購入に至る可能性の高いユーザーを含むオーディエンスが提案されます。選択したら、あとは Google 広告でメッセージをカスタマイズして広告を配信するだけです。
あるいは、オンライン サイト運営者が、1 日の平均ユーザー数を維持する方法を検討しているとします。その場合は、サイトまたはアプリを今後 7 日間利用しない可能性が高いユーザーのオーディエンスを作成し、そのユーザーをターゲットに Google 広告キャンペーンを作成します。人気のある記事に誘導してアクセスを促すと良いでしょう。

予測指標で顧客のアクティビティを分析する

予測指標の用途はオーディエンスの作成だけではありません。分析モジュールによるデータ分析にも活用することができます。たとえば分析手法「ユーザーのライフタイム」を使えば、「購入の可能性」が高いユーザーの獲得に貢献したマーケティング キャンペーンを割り出すことが可能です。該当キャンペーンの予算配分を増やせば、マーケティングの効率アップが期待できるでしょう。各マーケティング キャンペーンで獲得したユーザーの「購入の可能性」を確認できます。
近日中に、アプリ + ウェブ プロパティ(ベータ版)で、予測指標を使用してオーディエンスを作成したり、マーケティング予算を最適化する方法を決定したりできるようになります。予測指標のご提供は、購入(purchase)イベントを実装済みまたはアプリ内購入(in_app_purchase)を自動測定中で、いくつかの条件を満たしているプロパティを対象に、今後数週間以内に開始する予定です。
まだアプリ + ウェブ プロパティを作成されていない場合は、こちらから作成していただけます。アプリ + ウェブ プロパティは、従来のアナリティクス プロパティと併用することをおすすめしています。

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