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そして次の世代へ。僕たちが受け継ぐ「生」の大切さ
看護師である僕が、いつもがん患者さんから学ばせてもらっていること。
それは生きることに対する難しい理論や理屈ではなく、その人がどう生き、何に一生懸命になり、何を大切にして、何に感動したかということ。
人がいつか迎える、老い、病気、死…
誰にでも訪れるのに、誰もが「まだ大丈夫」だと思っているかもしれません。
普段の生活から隔離された病院内では、病気や死はまるで特別な出来事のようです。
いつでも僕たちのとなりにあるのに。
患者さんの生き様は、そのまま僕に「生きるとは何なのか」を教えてくれる気がします。
いつもそばにいる僕たちだからこそ、患者さんから学ぶ「生」の大切さを伝えていく必要があると感じています。
僕たちの次の世代へ、そしてまた次の世代へ。
それが僕たち看護師にできる、患者さんへの恩返しなのかもしれません。