【日記#9】ATTACK THE YOUKO IMPACT!!!!!!
チェストー!!!!!(時候の挨拶)
朱上言です。
ウインダムがやって来たぞ!
待ってましたよ。
ウルトラアクションフィギュア 特空機2号 ウインダム
「特空機」としての立体化。
ウルトラマンゼットという作品の大きさを感じるな……。
早速みていこう。
かなりボリュームのある怪獣だし、エフェクトもついているのだが通常のUAFと同じサイズのパッケージになっている。
これはちょっとびっくりした。
バルタン星人とかセブンガーは完全に新規の箱だったので、(もちろんその商品自体のサイズもあるだろうが)それらより少し立体化優先度の劣るウインダムはやはり若干コストを抑えて作られているのだろうか。とか予想してしまう。
いや多分全然そんなことない、
ただ入るからこのサイズの箱に入れただけだと思う。
裏面。
同時期に解禁されたグリージョもそうだが、他のフィギュアも絡めた専用のイメージ写真的なものが撮り下ろされているのが新鮮だ。
UAFというシリーズ自体がじわじわと豊かになっているのを感じる。
いいよね、このOP再現の写真。
開封してみた。
いいね、もう立ち姿が最高に良すぎる。
正直怪獣系のUAFは佇まいが整っていればもうそれだけで百点満点なところがある、
どうしてもデザイン的に可動は制限されてしまうし、立体としての存在自体にパワーがあってくれるのが一番嬉しい。
「これでしかも動くのか!」みたいな強さというか。
付属のヨウコインパクトパーツ、てっきり手首を軸で外して付け替えるものだと思ってたが、
軟質パーツで上からはめるカバーパーツだった。
手のひら側に見栄えの隙こそできてしまうが、エフェクトで一回りサイズが盛られてカッコよくなるのでこれはこれで良いと思う。
つけておけば余剰パーツが出ないので子供が失くしにくいというのも地味にステキなポイントだ。
背面。
UAF特有のビス穴、愛しいね。
ボーイズトイの愛らしさ。
塗装はほぼゼロといって差し支えないと思う。
目とビームランプ部分だけが塗装。
シボ加工がかなりの面積に入っており、質感がものすごく良い。
塗装がないからこそのやわらかな質感と手触り。
ものすごく「暖かい」と感じるフィギュアだ。
可動域はまずまずといった感じ。
やりたいことのための最低限の動きができるようなイメージかもしれない。
足の前後はかなり開く。
開脚が少し狭め。
膝は90度くらい曲がる。
こんなにゴッテリとしたプロポーションなのに違和感なく膝立ちができるのはすごい。すごすぎる。
腕周りは見た目通りの可動域。肘は90度曲がる。
手首はボールジョイントではなく軸回転。
付属のヨウコインパクトパーツを嵌めてみる。
本体自体がやわらなかな質感なので、ギラギラのエフェクトパーツは目立ちまくっていてとても良い。
裏面はちょっと厳しい感じだが、遊んでいる分にはいうほど気にならないかも。
通常のUAFウルトラマン系と比較。
値段相応にしっかりとしたボリュームがあり、それでいて肩の位置はしっかりと合わせてある。
理想的なサイズ比かも。
同じ特空機のセブンガーと。
ここもしっかりと肩位置が合わせてあって良いバランス感だ。
色々なアイテムと絡めてみる。
やはり組み合わせの楽しさこそがウルトラアクションフィギュアの醍醐味だ。
ゼット絡みだけでなく、
原点たるカプセル怪獣としてのウルトラセブンとのツーショットや、
最新の登場作であるデッカーにおけるディメンションカード怪獣としての遊びも楽しめる。
さすが作品を跨いで活躍しているだけはある遊びの幅の広さだ。(これだけできるとメビウスのUAF化も楽しみになってくる。)
最後に、一番楽しみにしていたDXキングジョーストレイジカスタムとの並び立ち。
最高じゃん……。
ボーイズトイで特空機が3体揃うだなんて当時は思いもしなかったな…。
ソフビでストカスが出た時に「同じスケールで並べられるぞ!」と感動したくらいだし、本当にここまで長かった。
やっぱりここ数年の防衛隊復権はウルトラマンゼットという作品、ひいては特空機(ストレイジ)の存在が圧倒的にデカいと思う。
そこから数年経って、
特空機が作り上げた人気のおかげで、ボーイズトイのラインナップ内でDXサイズの特空機が揃う。
こんなに感動的なことはない。
「ウルトラマンZ」からの数年越しの贈り物に他ならないだろう。
さて、今回のウルトラアクションフィギュア 特空機2号 ウインダム。
美しいプロポーションに適度なボリュームとサイズ感、必要最低限の可動域で手堅くまとまりつつ、
やわらかでボーイズトイ然とした温かみのある質感によってオンリーワンの魅力を醸し出している、
素晴らしいフィギュアに纏まっていたと思う。
ヨウコインパクトパーツも「あると嬉しい」程度の少しマニアックなパーツではあるが、こういった足の濃いパーツがあることによって、少し淡白めに纏まっているウインダム本体に適度な味付けができてとても良い。
なにより「カプセル怪獣」「特空機2号」「ディメンションカード怪獣」という複数の立ち位置を持つことによって、絡められるキャラクターが多いのが魅力的だ。
こういったキャラクター自体の持つ「幅」によって玩具のプレイバリューが増強される。という構図は実にウルトラマンらしいと言えるかもしれない。
定価は2800円(税抜)。
税込定価で3080円、2割引の効いている家電量販店などであれば2500円弱ほどで買える。
通常のUAFよりやや強気な値段設定ではあるが、価格を補って余りあるだけの「絡みの幅」が持ち味だ。
ウルトラアクションフィギュアとして見るとかなりニッチなラインナップだとは思うし、UAF自体再販のかからないまま絶版になって行くものも多いシリーズなので、
悩んでいる人は早めに手に取っておいた方がいいかもしれない。
今日の日記はここまで。
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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↓前回の記事も是非。
この記事めちゃくちゃ上手く書けて気に入ってる。
RTも普段よりちょっとだけ伸びたし、引用なんかで感想をもらえてかなり嬉しかった。
戦隊ロボに限らず、こういうおもちゃの考察的な話もちょくちょくしていきたい。
それでは、また。
おまけ。
怪我してるみたいに見えるよね。