Googleの鼻歌検索はすごい、私の記憶力はひどい
こんにちは、こんばんは、ごとうなゆこです。
普段生活をしていて、曲がぐるぐる頭を巡って離れない時ってありますよね。
テレビで見かけたCM、通りがかりに耳に入ってきた音楽などなど。
「あーっもう! 耳について離れないー!!」
なんて言いながら、気づいたら口ずさんでいて
「また歌っちゃったじゃん!」とか一日中歌う時も。
しかしですね、もし、もしもそれが。
「誰が歌ってるかもわからない、歌詞もわからない、ただただ曲だけがぐるぐる回ってる」
という状態だったら……?
もうね、こんなに気持ち悪い状況はないです。
言うなれば、光がまったく届かない真っ暗な洞窟に放り出され、どっちに行っていいかもわからずオロオロするばかり、みたいな絶望的な状況です。(大げさ)
知ってる曲なら人の目さえなければ大声で歌えますし、あれだったら購入して飽き飽きするまで延々鬼リピしてスッキリすることもできるのに、なにもかもがまったくわからない。わからないんです。
「誰か僕を助けてよ!!」
とエヴァのシンジくんばりに叫んでも、誰も助けてくれないのです。
そう、ちょうど1ヶ月前ぐらいに、私はこの状態になりました。
シンジくんと一緒に叫んでいました。
曲はわかるんです。ンフフフーンフフフーン、フフフーンフフフーン……と、わりと長めに頭に流れてます。
でも、どこの誰の曲なんだかぜんっぜんわからない! 見当もつかない!
それでも必死に、何か手がかりはないかとちょっとアレな頭を巡らせて掘り起こしてみました。
「……たぶん、女子? 女性の歌手かな? 日本の女性歌手、そんな気がしてきた……そう、絶対そう! 間違いない!」
なんとなくそう思ってからは、ンフフフーンが女性の声で再生されていきました。
結局自分の中のヒントはそれしかなく、何も思い出せずググることもできず、しかしずーっとずーっとンフフフーンフフフーンが頭から離れず、ゆうに2週間はかわいらしい声のンフフフーンに苦しみました。
このンフフフーン地獄が続き、さすがにつらくなった頃。
「もうこれは、誰かに助けを求めるしかない」
と、やっと気づきました。(遅し)
アニソンならまかせて! な自分より、わりとJ-POPを聴く旦那さんならわかるだろうと、聞いてみることにしました。
「あのさー、ンフフフーンフフフーン、フフフーンフフフーン……って曲わかる?
日本の女性歌手でさ、たぶんあいみょんとか、Aikoとか、そういう感じの人が歌ってると思うんだよね~」
「うーん、女性歌手で?? なんとなく聴いたことがある気がするけど、女性歌手……ううーん」
ダメかあー!
もうこれは諦めるしかないか……と思ったその時。
「鼻歌検索してみれば?」
は、鼻歌検索? なにそれ??
初めて知りました、世の中にそんな便利なものがあるなんて!!
しかもiphoneでもAndroidでも、どちらにもある……だと……!?
早く言ってよー!(知らんがな)
私はAndroidなので、さっそくスマホを取り出しGoogleの鼻歌検索を使ってみることにしました。わくわく。
ホーム画面の下の、マイクのアイコンをタップ。
この画面になったら、下の「曲の検索」をタップします。
この画面のうちに、急いで歌います!
「ンフフフーンフフフーン、フフフーンフフフーン……」
はい! 続けます! がんばります!
「フフフーンフフフフーンフフーンフーン……」
出ました!!
えっ!? あっ!?
これだああああああ! 聴いてみた、間違いない!!
back numberの「瞬き」!!!!
ぜんっぜん女性歌手じゃないやんけ!!!!
「back numberぽいなーと思ったけど、女性歌手って言うから……」
と旦那さんに言われ、自分の記憶力に本気でガックリしました。
そりゃそうだよね、ごめんよ……なんで女性歌手だと思ったんだろう……おっかしいなあ……。
いやでも驚きました。正直ナメてました、鼻歌検索。
音声認識のものをあんまり信じてなかったので、
「こんなんわかるかなあわっかんないよねきっと、だって音声認識だもん!」
ぐらいの、全然期待してない感じでやってみたもんで、バチーッと答えが出たときには「うおー! すげええええ!!」と大きい声出ちゃいました。さすがGoogle先生、すっご!!
おかげでめちゃくちゃスッキリし、それからback numberにハマってカラオケで歌いまくり、旦那さんはそれを延々聴かされるの刑に処されたのでした。おほほ。
ところで、鼻歌検索ですが「ンフフフーンフフフーン」よりも、「トゥルルルールルルル~」で歌った方が認識されやすい気がします。つーか普通にンフフフーが歌いにくいです。息が苦しくなります。
なので、試される場合は「トゥルルルー」をおすすめいたします。
それでは!