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E-Ⅱ HORIZON NT-7 EVERTUNE

Genです。
今回はESPより提供して頂いている

E-II HORIZON NT-7 EVERTUNEの凄さを紹介していきます。

photo by ayokajino


スペック

BODY:Alder w/White Binding
NECK:Hard Maple 3P
GRIP SHAPE:Thin U
FINGERBOARD:Ebony, 24Frets w/White Binding
RADIUS:305R
SCALE:648mm
NUT:Bone(48mm)
INLAY:Offset Block, 12th at ESP
FRET:XJ
JOINT:Neck-thru-body
TUNER:GOTOH SG360-07 MG-T
BRIDGE:EVERTUNE ET001F
PICKUPS:(Neck) EMG 66-7, (Bridge) EMG 57-7
PARTS COLOR:Black
CONTROLS:Master Volume, Toggle PU Selector
COLOR:Black

市販の物から何点かカスタムしてるので紹介します。

ピックアップをEMGの81/85から57/66に

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これが良い!
81/85も使ってた事もあるんですが、正直レンジが狭くて使いにくい…
ドンシャリなメタルサウンドを出したいならもってこいですが僕には合わないので交換してもらいました。

57/66はとにかくレンジが広いです。
下から上まで満遍なく出る。
悪く言えば個性がない。
ただ僕みたいにAxeとかでガッツリ音を作り込む人にはフラットに出てくれるのでもってこいのピックアップでしょう。

そして9V駆動から18V駆動に変更。
これマジで変わります。
80%でしか出てなかったのが100%出るようになる。
EMG使ってる人は今すぐやった方がいいです。
ちなみに27V駆動はパワー出過ぎて使えないらしい笑

トーンのポッドを排除

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僕みたいにトーン使わない人は外すのがオススメ。
余計な回路を一つ通る事になるので音痩せします。

ノブがあった位置には謎のスイッチを笑

元々ダミーでノブは付けてたんですけど右手が当たって邪魔だったんで見栄え悪くないように付けてもらいました。
切り替えても何も変化はしないただの飾りです笑

以上が主なカスタム点です。

では上から順に見ていきましょう。 

ヘッド

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無駄のないデザイン。
ライブでぶつけたりするので頑丈な所が良い。

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ペグは安心安定のGOTOHのロックペグ。
全てのギターこれにして欲しい。
弦交換が楽すぎる。

ネック

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指板はエボニーを使っておりアタックが早くシャープな音がする。
あと黒くてカッコいい(重要)

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ネック部分は3ピースメイプルのスルーネック。
滑りがよくノンストレス。
スルーネックのギター初めて使いますが、ハイポジションの弾きやすさに驚愕しました。

ボディ


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ボディーはアルダーでEVERTUNEを載せるためにボディ厚を通常のHorizonより厚くしてるので中々重い。
重さ通りのヘヴィな音が出る。
ウェイト=ヘヴィ度です。

ブリッジ

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モデル名にもなってるEVERTUNEが載っています。
これを紹介したくてこの記事を書いてます笑
革命です。とにかくやばすぎる。
どうやばいのか紹介していきます。

仕組み

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各弦のスプリングが常に一定の張力を保ちつづけます。

最大の特徴は一度セットアップすればいかなる状況下でもチューニングが狂わないと言う事。

いかなる状況下でもです。

ペグをぶつけようが弦が切れようが、ネックが反ろうがずれません。

ライブってチューニングずれまくりなんですよ。
照明や熱気、ペグぶつけてチューニングずれるなんて当たり前なんです。


その悩み全部なくなりました。
このギターを使い始めてからライブでチューナー踏んでません。


勿論レコーディングでも大活躍です。
レコーディングの時って1フレーズ録り終わる度にチューニングするんですよ。

例えば1弦18Fからのリードを録る時とか1弦の18Fでチューニング合わせたりするんですけど一度完璧に調整してるとそれもいらないので、時間が半分くらいになりました。

ちょっとギター弾きたいな〜って時にチューニングずれてたみたいなストレスからも解放されます。

普通のギターってピッキングのタイミングで音がシャープしてサスティーンで安定してだんだんフラットしてくると思うんですけど、

EVERTUNEはピッキングした時点でジャストなピッチなので上下のギター2人ともEVERTUNEとかだとめちゃくちゃ音圧上がります。
Crystal Lakeがそれを体現してますよね。

Bend MODE
No Bend MODE

EVERTUNEには2つのモードがあって

ベンド出来るモード(zone3)
ベンド出来ないモード(zone2)


zone2に入ってる状態だといくらベンドしてもピッチが変わる事はありません。
※各弦で設定が出来て、僕は7弦だけベンド出来ないモードで他はベンド出来るモードに設定してます。

zone3の状態だと普通にベンドが出来るので通常のギターと同じようなプレイが出来ます。

1つ疑問が生じると思います。

Bend MODEだとEVERTUNEは機能しないのか?


いいえ機能します。
結構な人がこれ誤解してると思います。(僕もそうでした)

まずこちらの図をご覧下さい。

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通常のギターだとペグを回すとピッチが上がっていきますが
EVERTUNEの場合だとzone1からzone2に入ったタイミングでペグを回してもピッチが変わらなくなります。
ここでペグを止めるとzone2の状態。すなわち
EVERTUNEが完璧に効いている状態になります。


そこから更にペグを回していくとピッチが上がり始めるポイント(zone3)があるので、そこまできたらペグを少し戻してzone2に戻します。

そうすると図でいうzone2とzone3の境目辺りになります。
この状態でベンドをすると張力がかかってzone3に入るのでベンド出来るという仕組みになります。

すなわちベンドをしない限りzone2にいるのでピッチは狂いません。

凄くないですか?
今のところデメリットが見当たりません。
強いていうのであればチューニングをころころ変えるのが面倒くさい事。

解決できる方法があります。
各チューニング毎にEVERTUNEのギターを用意しましょう!



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