【Archer air R5】気になるあのルーターを買ってみた
自分は在宅勤務をすることが多く、家の無線環境は非常に重要なのですが、最近会社PCに新しいVPNツールを導入して以降、どうも無線の繋がりが悪く、仕事に支障が出るシーンが多くなりました。(他の機器は問題ないのに、、、)
とは言え無線ルーターを床の近くに設置していたりルーターのあるリビングから仕事部屋が遠かったり無線環境が必ずしも良いとは言えない状況だったため無線環境を見直してみようとルーターを探すことにしました。
いや、探すというと語弊がある。実はちょっと前からあるルーターが非常に気になっていました。
そう、TP-Link社が2023年9月に発売したArcher air R5です。
ルーターの常識を覆すようなシンプル・コンパクト・そして激薄の見た目がクールな奴です。
Archer air R5はこのシンプルな造りからもわかるように壁掛けを前提としたルーターとなっているため、「こいつを家の中央の高い位置に設置すれば無線環境かなり良くなるんじゃないか?」と思い購入を決意。しかし買う前に気になるのは口コミ・レビュー。スペックも去る事ながら、壁掛け部位やACアダプタなどハード面がどんな感じなのか確認したいのにまさかの全然レビュー記事が見つからない。
え、まだ発売から半年しか経ってないとはいえこんなことある??と戸惑いながらも値段も1万円と少しとルーターの中ではお買い得な部類だと思ったので思い切って購入してみました。なので今回はハード面を中心にレビューしていきたいと思います。
こちらが外箱。そういえば買う前に同時接続端末数は気になっていたのですが公式サイトでも見つからず、箱に書いてあるかな?と思いましたがこちらにも書いてなかったですね。
ただ楽天の出店サイトによっては最大42台と書いてました。真偽はわからないですが42台ならウチは問題ないですし、今のところ不具合はないみたいです。
続いて本体。本体は210 × 140 × 10.8 mmとなっていますが大判コミック1冊分とほぼ同じ大きさです。人によっては大きいと感じるかこんなもんかと感じるか絶妙なラインでしょうか。自分は特に大きさは気にならなかったです。
続いて背面。本機は2種類の壁掛け方法があり、1つは専用ブラケットを壁にねじ止めし、それに本機を掛ける方法。もう一つは背面の両サイドについて接着面で取り付ける方法です。クロスに穴開けるのは嫌だなぁと思いましたが接着テープで貼るとクロスを破いてしまいそうだったので今回はブラケットを使いました。空いた穴はパテで埋めればいいかなとは思いますが穴が目立たない取り付け方があるとより良いですね。ちなみに接着テープはスペアがもう1セット付属していたので付け替えも可能かと思います。
次にインターフェースの部分です。給電はType-Cになります。Type-Cだと市販のPD対応プラグとケーブルが使えるかもしれないですが、付属のプラグで事足りたので今回は試しませんでした。でも本機は設置場所の自由度が高いはずなのに付属のプラグがケーブルと一体型でしかも1mしかないんですよね。。。たぶん市販のプラグとケーブルでも使えるんじゃないかな、、、と思いますが公式も何かしら推奨機器とか挙げていただきたいですね。。
ちなみに付属のプラグはこんな感じです。
うーむ、やっぱり給電のせいで設置場所の制限を受けそうな感じですね。。
最後に付属のLANケーブルです。カテゴリは5eでした。
今回家のLANポートから意中の設置場所まで配線するために5mのケーブルを用意しました。そこでちょっと欲が出てしまいカテゴリ8のケーブルを買ったのですが案の定認識しませんでしたので要注意。6aケーブルにつなぎなおしたら認識したので買うならこっちがいいと思います。
以上がハード面のレビューになります。
給電プラグはもうちょっと使い易いのが欲しいですが他は概ね良い。とりわけ壁掛けしても景観を落とさないデザインはかなりいいです。
これであとは会社PCが不自由なく使えれば言うことないですが、そこは明日の在宅勤務から確かめて行こうと思います。
最後に、設置した後にスピードチェックをしてみました。プロバイダは楽天ひかり、LANケーブルは6aと付属の5eのもので比較になります。
下り:大体600Mbps(6a)、90Mbps(5e)
上り:大体200Mbps(6a)、90Mbps(5e)